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美容サロン専門サイトに加えて「Googleで予約」をつかえるようにしよう
美容サロンの予約方法は電話に加えネット予約も普及しており、大手ポータルサイトなどの専門予約サイトは、ご利用代金の2%程度のポイントを獲得できるため人気を博しています。その上で、美容サロンの来客数をさらに増やして利便性を高める方法として、「Googleで予約」の導入をおすすめします。
「Googleで予約」とは、文字通り検索エンジンのGoogleを経由して美容サロンを予約できる機能です。日本でも利用者が多い検索エンジンですから、お客様はマップに表示された美容サロンをクリックして簡単に予約できるようになります。
美容サロンに「Googleで予約」を導入するメリットは？
これまで美容サロンの予約というと、店舗に直接電話する方法や、ポータルサイトを使用したオンライン予約が一般的でした。近年「Googleで予約」の導入が注目されているのは、集客力の増強に役立つためです。全てのお客様が専門サイトで美容サロンの情報を知るわけではないため、検索エンジンと連動する「Googleで予約」を美容サロンに導入すれば、より多くの集客につながります。たとえば、マップ上や、地名付きの検索ワードで美容サロンを探すお客様は、検索結果に表示された美容サロンをクリックしてそのまま予約が行えます。特にスマートフォンは位置情報が活用されて最寄りの美容サロンが表示されやすいため、「Googleで予約」を使う人の割合はさらに高まるのです。
「Googleで予約」を美容サロンに導入するには、Google ビジネスプロフィール（旧：Googleマイビジネス）にも登録する必要があります。Google ビジネスプロフィールのオーナーは地図や営業時間を検索結果に正しく表示させられるため、「Googleで予約」の導入以外にもメリットがあるでしょう。
※「Googleマイビジネス」は、2021年11月に「Google ビジネスプロフィール」に名称変更しました。
検索後そのまま予約できる
「Googleで予約」を導入すれば、Google検索で「地名 美容サロン」のように検索を行うお客様や、マップ上で立ち寄りやすい場所にある美容サロンを探すお客様は、検索結果に表示された美容サロンをクリックしてそのまま予約が行えます。特にスマートフォンは位置情報が活用されて最寄りの美容サロンが表示されやすいため、「Googleで予約」を使う人の割合が高いようです。実際に、「Googleで予約」から予約を行ったユーザーは、モバイルなら50%、PCでも34%が予約当日に来店した調査結果もあります。一方、クーポン予約サイトで美容サロンを検索する使い方だと、予約前に会員登録やログイン、地図や営業日の確認が必要です。
美容サロンが上位表示され、集客につながる
「Googleで予約」を利用できるようにするには、美容サロンのオーナーによるGoogle ビジネスプロフィール（旧：Googleマイビジネス）への登録が必要です。Google ビジネスプロフィールにオーナー登録すれば、美容サロンの営業時間や住所、電話番号など店舗情報を自分で編集できるようになります。正しい情報を充実させれば、検索結果やマップで上位表示されやすくなるため、より多くの予約獲得が期待できるでしょう。
Google ビジネスプロフィールでは情報修正やレビューの返信も可能
「Googleで予約」を導入できること以外にも、Google ビジネスプロフィール（旧：Googleマイビジネス）にオーナー登録するメリットはあります。誤った店舗情報の修正はもちろん、レビューへの返信なども可能です。良いレビューはもちろん、悪いレビューに対しても丁寧な返信を心がけましょう。美容サロンは数が多いため、初来店の予約時にはレビューや口コミを参考にするお客様が多くいらっしゃいます。たとえ悪いレビューがついてしまったとしても、それに対して真摯な返信がなされていれば、その美容サロンに対する印象は変わってくるでしょう。
「Googleで予約」の美容サロンの導入方法と使い方
「Googleで予約」のサービスをお客様に提供するには、まず前述のGoogle ビジネスプロフィール（旧：Googleマイビジネス）に登録する必要があります。Googleアカウントがあれば1時間もかからずに登録可能ですが、より効果的な使い方をするには店舗情報を正しく登録する必要があります。「Googleで予約」の使用を可能にするため、まずパソコンでGoogle ビジネスプロフィールのサイトにアクセスし、美容サロンのGoogleアカウントでログインします。次に美容サロンの名称と住所を登録しましょう。正しく入力しなければ検索結果に表示されにくく、「Googleで予約」の利用者も増えないため注意してください。 無関係な第三者によるなりすまし登録を防ぐため、店舗のオーナーであることを証明する必要もあります。店舗のホームページに必要なファイルをアップロードしてGoogle ビジネスプロフィールの認証を受けるなど、登録後に画面の指示に従って手続きしてください。
写真は、美容サロンの雰囲気が伝わるものを複数枚登録します。外観はもちろん、内装やインテリアのポイントがわかりやすい写真を選びましょう。
Google ビジネスプロフィールへのオーナー登録後にも、店舗の写真や営業時間は正確かなど随時確認することが重要です。また、個人用アカウントと美容サロンのアカウントはわけて管理することをおすすめします。
POS連携でより便利に使用する
顧客情報を経営に活かす使い方を目指すなら、POSとの連携が欠かせません。ティビィシィ・スキヤツトが提供するSacla PREMIUMなど美容サロン専用POSは、Google ビジネスプロフィール（旧：Googleマイビジネス）に加え「Googleで予約」のデータも取り込んで、タブレットでグラフィカルに確認・分析できます。POSの導入でクレジットカードやQRコードなどのキャッシュレス決済も利用できるようになりますから、「Googleで予約」とセットで導入するのがおすすめです。
使い方をチラシに記載して美容サロンで配布する
「Googleで予約」を使うには、お客様のGoogleアカウントも必要です。常にログインしていればマップや検索結果から直接予約できます。一方でログインの手間があると、「Googleで予約」を利用することが躊躇され、検索するだけで美容サロンを訪問できる「Googleで予約」のメリットが失われます。お客様に気軽に「Googleで予約」を利用してもらうには、使い方を記載したチラシを配布することが、対策として挙げられます。「Googleで予約」の使い方を周知できますし、チラシの電話番号で予約するお客様の増加も見込めます。
使い方はマップで美容サロンを選び予約するだけ！
最後に、お客様の側から「Googleで予約」の使い方のフローを確認しましょう。まずはマップか検索エンジンで美容サロンの情報を検索して、最寄りの店舗を探します。ヒットした美容サロンをクリックすると、住所や営業時間、現在地からのルートが表示され、「Googleで予約」の画面に移動します。「Googleで予約」を使って美容サロンを予約すると、カレンダー上でスケジュールを管理したり、予約をキャンセルしたりする使い方もできます。お客様の利便性向上のためにも、早めに登録を済ませましょう。
使い方は売上管理システム業者に相談しよう
「Googleで予約」はGoogle ビジネスプロフィール（旧：Googleマイビジネス）に登録すれば簡単に導入でき、便利に利用できます。顧客情報や売上管理の活用にはPOSとの連携も欠かせません。
また、美容サロンの業務が忙しく「Googleで予約」の導入をなかなか行えない、効果的な使い方がわからないということも考えられます。使い方に悩んだら、「Googleで予約」との連携が可能なPOSを提供する売上管理システム業者への相談を行いましょう。
※「Googleマイビジネス」は、2021年11月に「Google ビジネスプロフィール」に名称変更しました。
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