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再び人気が高まる「まつげパーマ」の魅力と注意点を紹介

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目は顔の印象を左右する大切なポイントであるため、特にアイメイクを入念に行う人が多いのではないでしょうか。 日頃のメイク時間が短縮できる、まつげエクステやまつげパーマの人気は年々高まっています。そんな中で最近ブームが再来しつつある「まつげパーマ」の魅力について紹介します。

目次
・ブーム再来で注目集まる「まつげパーマ」
・まつエクとまつげパーマの違いとは
 ・まつげパーマのメリット、デメリット
 ・まつげパーマの施術方法
 ・カールの種類と特徴
・まつげパーマの現状と注意点
 ・まつげパーマとまつエクの併用は基本的にはNG
 ・まつげパーマの注意点とアフターケア
 ・潜在的ニーズが高いアイサロン市場
・お客様の特徴の合わせたデザインの提案を


ブーム再来で注目集まるまつげパーマ


まつエクもまつげパーマもお客様を美しくする素敵な美容法ですが、まつげパーマはまつエクとは似て非なる全く別物の技術。パーマ液の安全性が懸念されるなどして、一時期人気に陰りが刺した「まつげパーマ」ですが、再びの人気が再燃しています。 再び人気が高まりつつあるまつ毛パーマの魅力と注意点を見ていきましょう。

まつエクとまつげパーマの違いとは

目元の印象こそが、その人が持つ第一印象を決めると言っても過言ではありません。ぱっちりとした目力のある目元になるだけで、印象はガラリと変わります。 まつエクもまつげパーマも、どちらも目元の悩みやコンプレックスを解決するために考案された美容法です。ビューラーやつけまつげをしなくても、カールがついているため、毎朝時間をかけてアイメイクをする必要がなくなります。 まつエクは、自まつげに専用グルーを使って、人口まつげを1本1本装着させる技術です。つけまつげとは違い、装着箇所が目立たず自然な仕上がりで、毎日取り外す必要もなく、取れにくいのが特徴。一方まつげパーマは、まつげに専用のパーマ液をつけてカールさせていく技術です。
どちらもまつげに施術を行い、目元をより印象的に見せる方法だという点は同じですが、まつげをカールするのがまつげパーマで、まつげの長さやボリュームを足していくのがまつエクだという違いがあります。 またまつエクの場合、施術時間は1~2時間以上で、価格は3000〜10000円以上、まつエクの持ちや次回の来店時期の目安としては、およそ3週間〜1か月半と言われています。まつげパーマは施術時間は30分~1時間前後で、価格は3000〜5000円前後、来店周期は1〜2か月以上という面でも違いが見て取れます。

まつげパーマのメリット・デメリット

パーマをかけたことで、まつげが上向きに上がるため、アイメイクの時間が短縮され、ビューラーによるまつ毛へのダメージも軽減されるというメリットがあります。また比較的安価に短時間で手軽に施術が受けられるため、ストレスを感じることなく、来店してもらえる魅力があります。そして特に専用のクレンジングを使用する必要がなく、お手入れが簡単なことも挙げられるでしょう。 反対にデメリットとしては、例え技術力のあるアイリストでも、自まつげのボリュームや長さ以上のパフォーマンスを演出することは難しいという点です。お客様が望む理想の目元より、物足りなさを感じさせてしまう場合があることが最大のデメリットと言えるでしょう。ビューラーを使用するより負担は少ないものの、ある程度のダメージは避けられません。まつげの健康を考えて、再施術までの期間を1か月半以上空ける必要があり、来店周期は長くなります。

まつげパーマの施術方法

まつげパーマには「ロッド式」と「ビューラー式」の2種類の施術方法があります。 ロッド式は、それぞれの特徴や希望に合ったデザインのロッドに、まつげを1本ずつ巻きつけ、まつげパーマ液を塗布していく方法です。デザイン性も高く、根元からしっかりと立ち上がるのが特徴で、従来から主に採用されている施術法。 ロッド選定が重要であり、施術者のスキルが仕上がりを左右します。施術時間は1時間程で、料金は平均5000円前後です。 ビューラー式とは、まつげパーマ専用のビューラーで、まつげを挟んでカールをかけていく方法。薬剤がまぶたに直接触れない構造のカール器を使用しているため、目に入ったり、かぶれたりする心配がなく、安心して利用できる施術法として、多くのサロンで採用されています。 ゆるやかなカールをつけ、ナチュラルな仕上がりを望む方におすすめの方法で、施術時間はおよそ30分程度と短時間であり、比較的リーズナブルな3000円前後の料金で利用できるのが魅力です。また施術者のスキルによって仕上がりの差が生じにくいのが、ビューラー式の特徴と言えるでしょう。

次世代型も登場!まつげパーマのカールの種類と特徴

アイサロンによって扱うカールデザインの種類も呼び名も異なりますが、沢山あるデザインの中でも、主要なタイプが3つあります。
一つ目はナチュラルデザイン。ビューラーでは出せない自然で緩やかなカールがつくのが特徴で、まつげパーマ感をあまり出したくない、女性らしい優しい雰囲気を演出したい二重の方やまつげが特に長い方にぴったりのカールです。
二つ目は根元を立ち上げ過ぎず、緩やかに上げて、手先までくるんと丸みのあるデザインが特徴のラウンドカール。まつげの生え変わり時にカールと自まつげとの角度のギャップが少ないのが魅力です。はっきりした二重の方だけでなく、一重や奥二重の方にも最適なカールと言えるでしょう。
三つ目はスタンドデザインで、まつげの根元から上向きにしっかり立ち上げて、カール感というよりも、直角に近い角度がつくのが特徴。自まつげに生え癖があり、ぼんやりした目元になりがちな方や一重の方の、目力をアップしてくれるデザインです。 またデザインの種類により、J、C、Dなどカールの強さを変えることも可能。一重の方や下まつげにはOカールという丸に近い形状のカールもあります。 パリジェンヌラッシュリフトやアイリッドアップパーマなど、次世代型のまつげパーマも多数登場しています。

まつエクとの併用は可能?まつげパーマの現状と注意点

まつげパーマとまつエクはどちらも良い施術ではありますが、まつげパーマにまつエクを同時に併用することをお断りしているサロンは多いのではないでしょうか。 まつげパーマにまつエクをプラスすることで、さらに目元がはっきりし、華やかになるのでは?と考えられがちですが、相性が良い施術とは言えません。 技術や液剤は日々進化していますが、まつげパーマにエクステを併用することで発生する危険性やダメージを防ぐためにも、パーマからまつエクへの以降には、最低でも3ヵ月は必要でしょう。
お客さまの希望を叶えることは大切ですが、それ以上に併用によるデメリットについてきちんとお伝えすることがアイリストにとって重要な役目。サロンの信頼や品質にも関わってくることですので、納得頂けるよう、プライドを持ってお断りする勇気も必要になります。

まつげパーマとまつエクの同時施術は基本的にはNG

化粧品登録された、まつげに優しい成分が配合されたまつげパーマ液を使ってはいますが、それでも全くダメージなしでパーマをかけていくことはできません。アフターケアで傷みをある程度軽減させることはできますが、パーマ液でまつげはダメージを受けた状態であり、まつエクをすることでよりまつげを痛める原因になります。 カールがついたまつげでは、エクステを装着する接着面が疎らであるため、エクステが取れやすくなり、持ちもかなり悪くなります。仕上がりの点から言っても、パーマでついたカールとエクステのカールが混在し、不自然な仕上がりになってしまうのは否めないでしょう。

まつげパーマの注意点とアフターケア

髪にパーマをかけた時と同様、パーマ液を使用しているため、まつげが傷む可能性がゼロではないというデメリットはありますが、それ以上にメリットが高いのがまつげパーマ。きちんとアフターケアを行えば、パーマの持ちも良くなり、まつげのリカバリーも可能になります。 まつげパーマを扱うアイサロンでは鉄則かもしれませんが、パーマを行った直後は、まつ毛の状態が非常にデリケートになっているので、濡れないよう注意する必要があります。 アイメイクの制限は少ないとはいえ、マスカラを塗る際は落ちやすいフィルムタイプをおすすめし、普段からまつげケアができるまつげ美容液を自サロンで取り扱っているのであれば、落ちやすいアイメイク用品と共に紹介してみてもいいかもしれません。日頃からビューラーは使用せず、目をこすらないよう気をつけて頂くことも大切です。

潜在的ニーズが高いアイサロン市場

アイサロン市場の規模は年々拡大しつつあり、まつエク経験がある女性は日本全体でたった1割程度だと言われています。 その中でもまつげパーマを利用する頻度が高い層が35~49歳の女性で、20~34歳の女性はまつげパーマよりまつエクをつける割合が高い傾向にあります。年代別に見ても、7割以上が一度も利用したことのない未経験だということです。 この未経験の層をどう取り込んでいけるか、割合を伸ばしていけるかが、アイサロン業界の大きな課題と言えるでしょう。

お客様の特徴に合わせたデザインの提案を


様々なデザインが選べ、自然な仕上がりが魅力のまつげパーマですが、サロン常備のロッドが少ない場合、お客様が要望するカールを作り出すことはなかなか難しいかもしれません。素材にしてもシリコンタイプと粘着タイプ、お客様のまつ毛の長さやまぶたの形状に合わせたロッドの選定、上まつげ用と下まつげ用など多種多様なデザインとロッドが存在します。 できるだけ液だれの危険性を防ぎ、デザイン性を高く保つためにも、ロッドの種類を多く扱うことで、エクステに引けを取らず、まつげパーマをサロンのアピールメニューにすることが可能になります。新しい技術も続々登場していますが、日々知識を深め、お客様にとって最適なデザインの提案ができるサロンを目指していきましょう。

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