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目次
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・まつげのエクステの需要は高い? ・まつげのエクステとは?どんな施術をするか ・まつげエクステのメリット ・まつげエクステのデメリット ・こんな人におすすめ ・まつげのエクステサロンを開業するなら ・必須資格は美容師免許 ・開業前に各種手続きを ・集客とリピート率アップのために頑張りたいこと ・まつげのエクステを取り扱うなら衛生管理に注意 |
まつげのエクステの需要は高い?

目元のメイクは、その人の印象を形作るうえで重要な役割を果たします。たとえば目じりに一本アイラインを引くだけで、優しい印象にもクールな印象にも変化しますよね。 アイメイクの一つとしてつけまつげがありますが、上手くつけないと野暮ったくなってしまったり、違和感がぬぐえない出来上がりになってしまったりします。また、どうしても自然に仕上げることは難しいです。 そんな悩みの解消に役立ってくれるのがまつげのエクステ。普及し始めたのが比較的最近なので、専門店が少なく開拓の余地があります。興味がある人は専門店の開業や、既存サロンのサービスの一環として取り入れて、そのサロンの特色の一つとしてみてはいかがでしょうか。
まつげのエクステとは?どんな施術をするか
最近ちらほら聞くようになったまつげのエクステ。マツエクなどの略称でも呼ばれます。つけまつげと目的は似ているのですが、その付け方は全然違います。 例えばつけまつげはゴムなどでできた一本の軸に毛があらかじめ植毛されています。その軸部分に専用のノリを塗って自まつげの根元部分に張り付けるのですが、慣れないと自まつげとうまくなじまずに変な方向を向いてしまったり、浮いてしまったりします。それに比べてまつげのエクステは、人口のまつげをグルーを使って一本一本自まつげに添えるようにつけるので自然な仕上がりになりますし、一度つけてしまえば数週間持つため毎日着脱する必要がありません。また、つけるときも美容サロンの施術者に任せるので、手元の器用さに自信がない人でも自然で豊かなまつげを手に入れることができます。 よく、まつげのエクステの宣伝用の写真などで、目元にピンセットを近づけているものがあります。それを見ると痛いのではないかと思いますが、実際はそのようなことはありません。出来上がりを見ると、まつげの根元についているように見えますが、自まつげの根元からまつげのエクステの毛までは1mm程度空いています。
まつげエクステのメリット
まつげエクステの何が良いかというと、なんといってもその自然な仕上がりです。マスカラではどうしても自まつげの量や長さによって仕上がりに制限がありますが、まつげのエクステなら選択する毛の長さや量で自分の好みの仕上がりにできます。 また、つけまつげはすでに植毛されたものを使用するので、ここだけもう少し毛量を増やしたい、長さを変えたいなどといった融通が利きづらいですが、一本一本つけていくまつげのエクステであればそれが可能です。 最近では、色付きのものが出たり、カールの種類が増えたりとバリエーション豊かなエクステ用のまつげが開発されています。まつげエクステのデメリット
残念ながらデメリットもあります。目の近くに施術するために、刺激に弱い人の場合、肌や目にトラブルが発生する可能性が。刺激に弱くない人でも、お手入れを怠ると汚れや雑菌が溜まってしまい炎症を招いてしまいます。 また、洗顔時強くこすってはいけないなど、まつげを長く保つために気を付けなければいけない点があるため、顔はしっかり洗いたいという人にはストレスがかかるかもしれません。 そしてどんなに気を付けていても、まつげの生え代わりとともに抜けていってしまうので、美しいまつげを保つためには定期的なメンテナンスが必要です。こんな人におすすめ
まつげのメイクの工程が省けるので、朝はぎりぎりまで寝たりゆっくりしたりする時間を確保したいので、メイクに時間をかけたくないという人や、突発的なお出かけの用事ができた時に簡単に外出したいという人には心強い味方になります。 また、まつげエクステをしているだけで、かなり目元の印象がはっきりするため、ノーメイクでもメイク中のような目元で過ごしたい人にもおすすめです。 汗や雨にも比較的強く、取れにくいので、よくお外で活動する方も一度試してみてはいかがでしょうか。まつげのエクステサロンを開業するなら
一口にまつげエクステのサロンを経営するといっても様々な経営の形態があります。たとえば、家の一角や、離れなどを利用して行う個人経営の小規模サロン。小さなテナントやマンションの一室などを借りて個人で経営している中規模サロン、大手資本にロイヤリティを納めれば、看板を貸してもらったり経営や施術のノウハウの習得をサポートしてもらえたりするフランチャイズ店などもあります。開業するとしたら初期投資が少なく、自由度も高い個人経営のお店が魅力的に見えます。事実、ロイヤリティを支払う必要がないので金銭的なプレッシャーは少な目です。ただし、クレーム対応やトラブルの解消を自分自身で行う必要があるため、それらの対応に自信のない方はフランチャイズ店への参加も候補に入れて開業を考えましょう。
フランチャイズ店に参加していれば、参加資本のイメージを守ったり、ルールに従ったりする必要がある代わりに、本部側で宣伝やクレーム対応のサポートをしてくれます。ブランド自体の知名度もあるため、比較的集客がしやすいといったメリットも。 ただし、やはりお金は多めにかかるため、自分のやりたいことや、自分の力でできることと、用意できるお金などを総合的に考えながら店舗形態を決定しましょう。
必須資格は美容師免許
以前は無資格でも施術をすることができたのですが、目のかゆみや充血、その他のトラブルが多く、2008年に厚生労働省から正式に自治体に対して通知がされ、現在では禁止されています。 よって、現在まつげのエクステの施術をするためには美容師資格が必要です。いくら民間資格を持っていても、美容師免許がなければNGなので注意しましょう。残念ながら現在でも無資格で施術している人がおり、警察に検挙される事件も発生しています。 お客さんの健康を守るためにもルールは遵守しましょう。開業前に各種手続きを
開業するためには、美容師免許の取得以外に、各種手続きを行う必要があります。2名以上の施術者が同時に在籍するサロンを経営する場合は、管理美容師免許の資格も必要なので注意しましょう。 資格取得以外に必要な手続きは、以下の通りです。・開業の1週間前から2週間前までに美容所開設届を店舗を開設する地域を管轄する保健所に提出
※保健所から開設の許可を得るためには、現場確認検査を受けた後、後日発行される美容所確認済証の受け取りが必要です。
・開業から1か月以内に、税務署にて開業届を提出 ※郵送可です。詳細は各自治体HPにて確認しましょう。
集客とリピート率アップのために頑張りたいこと
せっかくお店を開業できたのに、なかなかお客さんが来てくれない…などということにならないように、集客UPやリピーター獲得に対する活動は精力的に行いましょう。 基本的な宣伝方法としては、大手の広告サイトに登録したり、SNSで自店舗や提供しているサービスを紹介したりがありますが、どこの店舗でも行っている方法のため、もうひと頑張りしたいところです。 ネット以外で行う宣伝だと、近隣の美容室に営業をかけて、チラシを置かせてもらったり、お客さんを紹介してもらう方法があります。また、ポスティングを定期的に行うことも効果的です。まつげのエクステを取り扱うなら衛生管理に注意

まつげは瞼から直接生えており、眼球に特に近い部分です。まつげのエクステは、非常にデリケートな部位に施すものなので、衛生管理を怠らないように注意しましょう。 衛生管理がしっかりされていないと、お客さんの印象が悪いだけではなく、目の周辺のかゆみや腫れ、充血などのトラブルの原因となってしまいます。 きれいな環境は、衛生面だけでなく、お客さんや施術者が気持ちよく施術を終えるためにも大切です。また行きたいなと思ってもらえるサロンづくりのためにも、掃除や消毒には力を入れましょう。
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