※補助金の詳細やお申し込み方法に関しましては、各ホームページをご参照ください。
※この記事は2020.1現在の情報です。
目次
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・美容室にPOSを導入すれば補助金をもらえる? ・POSが美容室経営に役立つ理由と補助金を受ける方法 ・美容室にPOSがあればお客様のニーズに応えられる! ・タブレット型POSも補助金対象となる ・POS向けIT導入補助金 ・美容室ならIT導入補助金を活用するPOS購入が一般的 ・どの会社からPOSを購入するかがポイント ・美容室こそ補助金によるPOS導入にメリットがある |
美容室にPOSを導入すれば補助金をもらえる?
POSとはPoint Of Saleの略称で、販売時点情報管理と訳されます。POS対応レジを美容室に導入することで、在庫管理や顧客満足度向上に役立てることが可能です。POSレジ導入には専用機器を購入することが一般的ですが、タブレット端末にアプリをインストールする方法もあります。
POSレジは、美容室にとって決して軽い負担ではありません。そこで国の補助金を活用してPOSを導入することをおすすめします。IT機器導入の補助金がありますが、美容室が受給する時は注意が必要です。
POSが美容室経営に役立つ理由と補助金を受ける方法
POSを美容室に導入するメリットとして、売上情報と顧客情報および在庫管理を一括して行えることが挙げられます。個人経営の美容室では、オーナーがスタイリストを兼ねていたり、アシスタントが数人しかいない、またはまったくいなかったりすることも珍しくありません。 スムーズに美容室を経営するためには、毎晩閉店後に帳簿管理と在庫の確認を行い、さらに流行のヘアスタイルやお客様に人気があるスタイリング剤などを調査しなければいけません。ただ、少人数で営む美容室で毎日このような作業を行うのは難しいため、POSの活用が必要になります。POSは大きく分けて専用レジとiPadなどタブレット端末に導入するものの2種類ありますが、いずれもインターネット上のクラウドやパソコンにデータを取り込んで管理することができます。クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレスにも対応している場合がほとんどです。 POS導入にあたっては、国が実施する補助金制度を利用することで美容室の負担を軽減できます。具体的な方法は後述しますが、交付申請や事業実施報告といった書類を作成して提出することが必要です。POSの販売業者によっては補助金申請を手助けしてくれますから、難しくはありません。
美容室にPOSがあればお客様のニーズに応えられる!
どれほど人気がある美容室でも、常に新しいスタイルの情報を仕入れてお客様のニーズに応え続ける必要があります。ある時まで人気があったスタイルが、流行の変化で突然廃れることもあり得ます。流行の変化に対応するには、直感ではなくPOSによるデータ分析が最適です。POSを導入すれば、「混雑するのはどの曜日か」「このスタイリング剤の人気が上昇している」といったデータを数値とグラフで見ることができます。POSによるデータに基づいてシフトを組んだり商品の発注を行ったりすれば、さらに顧客満足度を高めることが可能です。
タブレット型POSも補助金対象となる
iPadなどのタブレット端末にインストールするPOSを美容室に導入する場合も、国の補助金を受けることができます。全てではありませんが、補助金対象のPOSサービスもあります。 ただし、このIT導入補助金は年度ごとに基準が異なるので注意してください。2019年度の場合は補助金が下限40万円、上限450万円で補助金の率は2分の1です。簡単に言えば、「80万円から900万円のPOSを購入すると、その半額の補助金をもらえる」ということです。POS向けIT導入補助金
美容室での利用がより一般的な補助金としては、IT導入補助金があります。文字通り、POSなどのIT機器を店舗に導入することで補助金を受けられる制度です。ただし毎年条件が変わっており、2019年は80万円以上の高額なPOSを購入する際に対象となります。1日の来客数が10人未満の小規模な美容室の場合は、補助金の対象外ですが、10万円程度の安価なPOSレジや初期費用無料・月額制のPOSレジを導入することも考えられます。必要になった時に、補助金対象となる80万円以上のPOSレジに切り替えることも可能です。
美容室向けの補助金ではありませんが、キャッシュレス・消費者還元事業に対応する店舗から所定の方法でPOSレジを購入すれば、実質的な補助金となる5%の還元を受けられます。POSを販売する全ての店舗が還元事業の対象ではありませんから、美容室への導入前によく確認しましょう。
美容室ならIT導入補助金を活用するPOS購入が一般的
髪のカットに加えて洗髪や化粧のみを提供する一般的な美容室の場合は、IT導入補助金の受給によりPOSを購入することが一般的です。ただしここまで説明してきたように、IT導入補助金は年々要件が厳しくなっており、2019年度は最低でも80万円の機器を購入しなければなりません。 スタイリストが10人以上在籍し複数店舗を運営する美容室なら、IT導入補助金を使うのも良い手段ですが、小規模な美容室が補助金を目的として高いPOSを買うのは本末転倒です。補助金を受けずに安いPOSを購入するか、別の補助金を検討しましょう。どの会社からPOSを購入するかがポイント
軽減税率対象となる美容室は少ない上に、既に申請期間を過ぎていますから、美容室ではIT導入補助金でPOSを設置するのが現実的です。補助金を受けられるPOSの価格は説明した通りですが、国が定めた「IT導入支援事業者」からPOSを購入しなければ補助金対象となりません。 80万円未満のPOSでも、販売する店舗がキャッシュレス・消費者還元事業に参加していれば、クレジットカード等による決済で5%の還元を受けられます。POSの価格が10万円ならば5千円還元されますから、美容室から見れば補助金同様と言えるでしょう。美容室こそ補助金によるPOS導入にメリットがある
個人経営の美容室では少しでも出費を節約したいものですが、だからこそPOS導入にメリットがあります。金銭と在庫を管理する負担を軽減できるため接客に力を入れられますし、来客が多い日時や人気がある商品を把握しやすくなり、美容室の満足度をさらに向上させられるでしょう。
美容室に役立つPOSは、国のIT導入補助金を受ければ少ない負担で設置できます。補助金対象外のPOSでも、キャッシュレス還元事業の参加店舗から購入すれば割引を受けられます。
※補助金の詳細やお申し込み方法に関しましては、各ホームページをご参照ください。
※この記事は2020.1現在の情報です。
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