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美容サロンが保険に入る理由は?経営者なら加入しておきたい保険とは

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美容サロンでは、カットでお客様を傷つけたり、シャンプーやカラー剤などの薬剤で皮膚がただれてしまったりと稀にトラブルが発生します。場合によっては訴えられることもあるので、きちんと対処方法を考えておくことが大切です。保険に入っていれば損害賠償金を賄える可能性があるので、この機会に加入を検討してみてはいかがでしょうか。

目次
・経営者なら知っておきたい!美容サロンのさまざまな保険について
・必ず加入しておきたい!お客様に関する保険
 ・施術中の事故に対する保険
 ・施設が原因の事故に関する保険
 ・お客様の荷物に対する補償
・経営リスクに備える保険も重要!
 ・事業用火災保険
 ・事業活動総合保険
 ・経営者保険
・美容サロンで保険に入る場合は理由を明確に!トラブルに備えよう

経営者なら知っておきたい!美容サロンのさまざまな保険について


美容サロンではトラブルに備えて、さまざまな保険に加入します。任意の保険がほとんどですが、万が一のことを考え、しっかり保険について考えておきましょう。
今回は「美容サロンの経営者が知っておきたい各種保険」について紹介します。どのようなトラブルに対応できるのか、なぜ保険に加入すべきなどかなど詳しく解説していますので、美容サロンの経営者の方は参考にしてください。これから美容サロンの独立開業を目指している方も、運転資金の1つとなるため、しっかり内容を確認しておきましょう。

必ず加入しておきたい!お客様に関する保険

美容サロンで加入する保険は、従業員や経営者を守る保険や、お客様を守る保険、店舗の事故などに備える保険などがあります。予測もしなかった施術中の事故やケガが起こった場合、無保険だと経営者が全額補償しなければなりません。ちょっとしたケガや自己なら経済的な負担も少ないですが、万が一命に関わるような事故があれば補償しきれません。また、お金だけでは補償できない事故やケガもあるかもしれないので、保険に加入しておくと安心です。対人物ではなくても、店舗の水漏れや壁の破損など、修繕が必要になったときにも保険が使えます。
保険加入は必須ではありませんが、きちんと備えておくことで経営の安心材料になるのではないでしょうか。美容サロンでの事故やケガは滅多に起こりませんが、備えあれば憂いなしです。どんなに腕に自信がある美容師でも「お客様に絶対にケガをさせない」とは言い切れませんので、保険加入を検討してはいかがですか。トラブル発生時に美容サロンが補償できないことになれば、悪評が広がり顧客が減るといった事態にもなりかねません。保険に加入すべき理由や保険の種類について詳しく解説しますので、美容サロンの経営者はぜひ参考にしてください。

施術中の事故に対する保険

施術中のお客様とのトラブルが稀にあります。薬剤が服に飛び散ってしまったり、カット中にハサミで肌に傷つけてしまったりと、気を付けていても事故が起こってしまう場合があります。カラーリング剤が肌に合わずかぶれてしまい、通院が必要になるケースもあり得ます。
「美容所賠償責任補償制度」の保険を使えば、施術中のトラブルにも対応できます。サロンワークではさまざまなリスクが付き物です。万が一、お客様とトラブルになっても対応できるように、しっかりと保険を備えておきましょう。「美容所賠償責任補償制度」は、全日本美容業生活衛生同業組合連合会でも紹介されています。

施設が原因の事故に関する保険

施設が原因で事故が起こった場合は、「美容所賠償責任補償制度」や「施設賠償責任保険」でカバー可能です。美容サロンの床が濡れていてお客様が転倒してしまったり、シャンプー台などへの移動中の段差で転んでしまったりと、施設の不備や不具合が原因で事故が起こる可能性があります。
施術中以外でも事故は起こり得るため、美容サロンの経営者はきちんと保険で備えておくことが大切です。「施設賠償責任保険」は民間の損害保険会社が提供しているので、保険料や補償範囲を知りたい方はさっそく資料請求をしてみるのもいいでしょう。

お客様の荷物に対する補償

美容サロンではお客様の荷物やコートを預かりますが、意図しない事故が起こることがあります。たとえば、預かっていた貴重品をなくしてしまったり、コートを薬剤で汚してしまったりといったトラブルがあります。きちんと管理している荷物であっても、お客様の私物が盗まれてしまうなどのトラブルの可能性もゼロではありません。
お客様の荷物も「美容所賠償責任補償制度」の補償対象ですが、より備えたい方は民間の損害保険会社の「受託者賠償責任保険」に加入する方法もあります。それぞれの保険料や補償内容をきちんと確認し、必要だと感じる保険には入っておくと安心ではないでしょうか。

経営リスクに備える保険も重要!

お客様やスタッフなど、人に対する保険も大切ですが、経営リスクに備えることも重要です。店舗が家事になった場合の保険や、水漏れ、盗難に対する保険など、あらゆるリスクを想定して保険を吟味してください。たとえば、シャンプー台やトイレで水漏れが発生し、営業そのものが難しくなった場合は、致し方なく休業することになります。休業中は売上がなくなりますが、従業員の給与は必ず支払わなければなりません。また利益がない状態でも給与や固定費の支払いは待ってくれませんので、このようなトラブルに遭った場合でも補償される保険に入っておきましょう。
また、火事や水災が起きた場合、店舗の大家さんや近隣住民の方に賠償しなければなりません。賠償額はとても大きな額になるケースが多いので、万が一に備えて保険に加入しておくことをおすすめします。経営者に何かあった場合も、美容サロンの経営や従業員の給与を確保するための保険にも加入しておきたいところです。
最低限、加入しておきたい経営リスクに備える保険を3つ紹介します。経営者の方は要点をしっかり確認し、必要に応じた保険の資料請求を行いましょう。

事業用火災保険

賃貸住宅と同じく、店舗も火災保険には必ず加入しなければなりません。美容サロンが自分の所有している不動産であっても、火事などの災害で近隣に被害を与える可能性があるので、火災保険には入っておきましょう。
美容サロンの場合、住居ではないため「事業用火災保険」に加入します。美容サロンが賃貸の場合は、大家さんが指定する火災保険への加入がルールとなっている場合があるので、あらかじめ確認しておいてください。事業用火災保険では内装や備品は補償の対象外であるケースが多いため、心配な方は別途損害保険会社の任意保険の加入が必要です。

事業活動総合保険

事業活動総合保険は、美容サロンのあらゆる事故やトラブルに対応できる保険です。火災や建物に関する事故の損害賠償や、自然災害による被害など幅広い補償が充実しています。火災保険として加入している美容サロンも多いので、1つの保険であらゆるトラブルをカバーしたい方におすすめです。休業時の補償も事業活動総合保険でカバーできるので、予期せぬ事故の損害に備えたい方は、事業活動総合保険の加入を検討してみてはいかがですか。
火災保険や事業活動総合保険など、補償内容が被るケースもあるので、保険料を抑えたい方はまず事業活動総合保険の内容をチェックしてみてください。

経営者保険

経営者保険とは、経営者が病気になったり事故に遭ったりして働けなくなった場合に使える保険です。経営者は労災の対象外のため、仕事ができない状態になると自分の収入がなくなります。ケースによっては美容サロンそのものの営業が難しくなる場合もあり、固定費の支払いや従業員の給与の支払いに苦しむ可能性があります。
経営者保険に入っていれば、経営者が働けなくなった場合の金銭的な不安を軽減してくれます。経営者保険は生命保険会社や損害保険会社で加入できるので、備えておきたい方は各保険会社に問い合わせてみてください。

美容サロンで保険に入る場合は理由を明確に!トラブルに備えよう


美容サロンはハサミや薬剤、美容機器などを使って施術を行うため、稀に事故やトラブルが発生します。万が一賠償責任が課せられても対応できるように、必要な保険にきちんと加入しておきましょう。保険は美容サロンや経営者を守るだけではなく、従業員やお客様を守るための保険でもあります。美容サロンの信用をなくさないためにも、トラブルに備えて保険の加入を検討してください。
保険内容や保険料は各保険会社によって異なります。無理なく保険料を払い続けるためにも、予算に合った保険に加入しましょう。

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