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※「Googleマイビジネス」は、2021年11月に「Google ビジネスプロフィール」に名称変更しました。
Google ビジネスプロフィールにログインできないときの対処法を知っておこう
Google ビジネスプロフィール（旧：Googleマイビジネス）にログインできないと、Google検索やGoogleマップで表示される自店情報の編集や、新しいお知らせなどの投稿ができません。また、Googleビジネスのアカウントをスパムや悪意のある業者などに乗っ取られ、望ましくない投稿をされてしまう可能性も。それを見たユーザーはお店への心象を悪くし、信頼を失くしてしまうおそれもあります。
今すぐには店舗情報の編集や投稿はしないときも、ログインできないとわかった時点で放っておかず、対処することが大切です。
Google ビジネスプロフィールにログインできないときは？
Google ビジネスプロフィール（旧：Googleマイビジネス）にログインできなかったとき、まずは今GoogleにログインしているアカウントがGoogle ビジネスプロフィールに登録しているかを確認します。店舗のパソコンを複数人で管理している、またはGoogleアカウントを複数持っていると、Google ビジネスプロフィールでは使用していないアカウントでログインしている可能性もあるからです。Google ビジネスプロフィールのトップページの右上にあるアカウントのアイコンをクリックすれば、今ログインしているGoogleアカウントがわかります。Google ビジネスプロフィールで使うアカウントにするにはアカウントを切り替える、またはログアウトしてログインしなおすといいでしょう。これ以外のケースの方法を、下に順に説明します。
「パスワードを忘れた場合」などから確認
メールアドレスは覚えているが、パスワードを忘れたという場合は2つの方法があります。1つはパスワード入力欄の下にある「パスワードをお忘れの場合」をクリックし、過去に使っていたパスワードを入力して登録してあるメールアドレス宛に再設定メールを送ってもらう方法。もう1つは同様に「パスワードをお忘れの場合」をクリックし、その後「別の方法を試す」から、登録してあるメールアドレス宛に確認コードを送ってもらう方法です。
メールアドレスも忘れてしまった場合は、「メールアドレスを探す」に登録しておいた再設定用の別のメールアドレスか、電話番号を入力、次にGoogleアカウントの名前を入力してアカウントを復旧させましょう。
オーナー権限をリクエストする
上記の方法ではログインできない場合は、Google ビジネスプロフィール（旧：Googleマイビジネス）から「オーナー権限をリクエスト」しましょう。Google ビジネスプロフィールのトップページで「ログイン」をクリックし、「自社のビジネス情報の確認と管理」に自店の名前を入力します。 次の画面で「このリスティングはオーナー確認が完了しています」と表示され、一部が省略されたメールアドレスが表示されるので、それを使ってログインします。もしもそのメールアドレスに心当たりがない場合は、下に表示された「アクセスに関するリクエスト」をクリック。「他のユーザーがGoogleでビジネスを管理しています」の入力フォームが表示されますので「オーナー権限」を選択し、電話番号などを入力して「送信」をクリックしましょう。リクエストが承認されればメール通知が届き、ログインできるようになります。
オーナー権限を再取得する方法
「オーナー権限をリクエスト」したけれど7日間経過してもメールが届かない場合は、新しいオーナーとして手続きが可能です。まずはGoogleマップで自店を検索し、店舗情報の下に表示された「このビジネスのオーナーですか？」をクリックしましょう。表示がない場合は、リクエスト送信後に送られてきたGoogleからの確認メールのリンクをクリックすると、アクセス権を取得するか確認する画面が表示されます。「管理を開始」をクリックし、電話とメール、ハガキのいずれかを選んでオーナー確認を行いましょう。
リクエストが拒否されたとメールで通知された場合は、Googleに異議申し立てをすれば、オーナー権限を取得できる可能性もあります。
Google ビジネスプロフィールの管理画面でできること
Google ビジネスプロフィール（旧：Googleマイビジネス）では、Google検索とGoogleマップに表示される自店舗の情報「リスティング」の管理や修正、追加などができます。情報を充実させてGoogleのユーザーによりアピールし、集客アップを目指しましょう。Google ビジネスプロフィールの管理画面でリスティングの閲覧数などの分析情報を確認し、その結果に合わせて情報を修正することも可能。Google ビジネスプロフィールは複数人で管理することもできます。オーナーだけで管理するよりも、店舗スタッフと一緒に管理できれば顧客への返信やキャンペーンのお知らせなど、こまめに更新作業がしやすくなるでしょう。
Google ビジネスプロフィールのトップページ左のメニューから「ユーザー」をクリックし、表示された画面の右上のアイコンをクリックして「新しいユーザーを招待」しましょう。追加ユーザーは全ての権限がある「オーナー」かユーザーの追加と削除以外ができる「管理者」、一部の情報更新や投稿、口コミ返信などができる「サイト管理者」の3種から状況に合わせて選択します。
登録情報の確認と変更が可能
Google ビジネスプロフィール（旧：Googleマイビジネス）の管理画面では、自店の登録情報の確認と変更が可能です。店舗の住所と電話番号などの連絡先、営業時間と定休日、どんなサービスを提供しているかを登録できます。 「写真」には、自店の検索結果に表示させる写真を登録可能。いつでも変更と追加が可能なので、内外装やスタッフ、施術の様子がわかるものなど自店の雰囲気が伝わり、顧客に親しみを持ってもらえる写真がおすすめです。店舗でイベントやキャンペーンを行うときは、「投稿」から情報を発信しましょう。Google検索結果では店舗情報の下部に表示されるので、写真を入れておくとよりユーザーに興味を持ってもらえます。
美容サロンのリスティングを見た人数を確認できる
Google ビジネスプロフィール（旧：Googleマイビジネス）の管理画面のトップページには、自店のリスティングを見たユーザーのデータがわかる「インサイト」が表示されています。自店の検索結果を見てくれたユーザーが何人いて、どのように行動したのかがわかる機能です。左のメニューに表示されている「インサイト」をクリックする、またはホーム画面に表示された「閲覧数」の下部の矢印をクリックすると表示される「レポートを表示」から詳細なデータをチェックできます。
インサイトではユーザーが何の語句で自店を検索したかを確認し、それが予想している語句と違う場合はホーム画面の「情報」からキーワードを変更しておくとよいでしょう。経路検索や電話の数が減っている場合は、Googleの検索結果の表示順位が下がっているのかもしれません。自店の最新情報や写真などを追加して、より多くの情報を掲載しましょう。
ユーザーからの口コミとメッセージに対応
Google ビジネスプロフィール（旧：Googleマイビジネス）の管理画面では、ユーザーから寄せられた口コミとメッセージに対応できます。口コミは確認と返信ができ、不適切と感じた口コミの削除依頼が可能です。ただし口コミは申請すれば必ず削除できるわけでなく、Googleの規定に反していると認定されなければなりません。Googleのリスティング宛に届いたメッセージは、管理画面から確認と返信ができます。メッセージ通知は登録したメールアドレス宛には送信されません。Google ビジネスプロフィールのスマホアプリを使い、受信通知をオンにしておきましょう。それができない場合はメッセージ機能はオフにしておいたほうが、顧客との行き違いをなくせます。
Google ビジネスプロフィールにログインできないときは早めに対処を
Google ビジネスプロフィール（旧：Googleマイビジネス）にログインできないとわかったら、放置せずに早めに対処しましょう。Google ビジネスプロフィールのリスティング情報は最初の登録だけでなく、頻繁な情報更新と追加、ユーザーからの口コミやメッセージへ返答をしなければならないからです。
万が一Google ビジネスプロフィールのアカウントを悪用されると自店の信頼を損なうおそれも。Google ビジネスプロフィールをスムーズに利用できるよう、ログインできないときの対処法を知っておくと安心です。
※「Googleマイビジネス」は、2021年11月に「Google ビジネスプロフィール」に名称変更しました。
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