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専売ブランドで売上拡大!美容室における店販について解説

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専売ブランドを店販で販売していますか?美容室専売品を扱うメリットはたくさんあり、売上拡大にも専売ブランドは大いに影響してきます。 押し売りを避けたいあまり、商品を販売することに苦手意識を持ってしまい、店販に力を入れずにいた美容室は多いようです。
しかしただセールスのために販売するというスタンスではなく、悩みを解決するプロとして、良い品質の専売品だけを勧めていけば、自然に売り上げは拡大していくものです。 ここでは、美容室での専売ブランドと店販について解説します。

目次
・美容室の店販で扱う専売ブランドとは?
・専売ブランド製品を扱うメリット
 ・店販で扱う専売ブランド製品の種類
 ・美容室向けの専売ブランドメーカー
 ・売り上げを伸ばす!美容室専売品
・オリジナルブランドが作れる!OEMとは?
 ・オリジナル製品の開発
 ・オリジナルブランド製品のメリット、デメリット
 ・店販を売上に繋げる秘訣
・専売ブランドで売上アップを図ろう


美容室の店販で扱う専売ブランドとは?


美容室専売ブランドとは、通常メーカーが商品をディーラーに収め、美容師がディーラーから仕入れて店販で扱う、美容室だけで販売される専売品のこと。 一般的にはメーカーが開発した商品を店頭で扱いますが、より美容室独自の付加価値をつけるのに最適なのが、オリジナルブランド製品の販売です。
オリジナルブランドと言っても自社だけで開発するわけではなく、作りたい製品のコンセプトを考え、メーカーに依頼して製造する「OEM」が主流。 売上拡大が見込める、店販で扱う専売ブランドについて詳しく見ていきましょう。

専売ブランド製品を扱うメリット

美容室で扱う専売ブランド製品は、市販の物と比べると高価なものが多いですが、髪や肌に良い成分が多く配合されています。美容室専売品と市販商品とでは目的が違うわけです。専売ブランド製品は、コストはかかりますが、コンディション効果が高いのが特徴。さまざまな髪質や状態、仕上がりに応じて種類も細分化されており、求める質感が得られるように設計されています。
市販の商品は泡立ちが良く、洗浄力が強いので洗いやすさは抜群ですが、頭皮や髪への負担が大きいものが多いのが現状です。比較的安く、レパートリーも豊富で、手に入れやすいという利点はあります。 できるだけ負担をかけずに良い状態を保つために、毎日使うケア用品は、より髪や肌に優しく、ダメージから守ってくれるものを使用したいものです。水分量の調節がしやすく髪質も良くなり、洗い心地や香りが洗い手にも優しく、施術時間も短縮できるところが美容室専売品の魅力といえるでしょう。 美容師はお客様の髪のチェックを毎日することはできません。ですので美容室で扱うケア商品は、美容師の分身的役割を担っているのです。
美容室で状態に合わせて、ヘアケアのアドバイスとセレクト商品をおすすめすることは、プロとしての使命。綺麗な髪でいてもらうためには、毎日のヘアケアが一番大切なのです。

店販で扱う専売ブランド製品の種類

美容室で扱っている専売ブランド製品の種類は、シャンプーやトリートメントなどのヘアケア用品だけではなく、美顔器や化粧品など多種多様な商品が扱われています。 最近では美容室専売スキンケア、メイク用品が登場し、多くの美容室で取り扱いを始めています。ヘアケアの利用シーンは主に夜で、使用アイテムも平均3~4個ですが、化粧品は朝と夜2回の利用で、使用アイテム数も5~10個と、利用頻度は化粧品の方がはるかに高いことが分かるでしょう。
化粧品やヘアケア情報は氾濫しており、どれを使ったらいいか悩む消費者は年々増えています。以前は通いづらいと敬遠されがちだったデパートコスメが見直され始めたことからも分かるように、滞在時間が長く、カウンセリング販売が可能な美容室には、チャンスが広がっているのです。

美容室向けの専売ブランドメーカー

美容室向けの専売品メーカーは数多く存在し、美容品の種類も多彩に取り揃えています。また美容室専売品を美容室へ仲介する美容ディーラーも、全国に1,000店舗ほどあると言われています。 その中から自サロンから極力近い、できるだけ大手ディーラーを選ぶというのが重要です。急な在庫切れなど困りごとをスムーズに解決してくれ、扱う商品も豊富で、卸値も小規模ディーラーよりも抑えられるメリットがあります。
現在ネット通販でも扱えてしまう美容室専売品ですが、通販を利用する際は、一般の人でも安く買える、入手ルートが曖昧なサイトは利用せず、美容室でのみ取り扱いを行っている正規ルートで販売する業者から仕入れるようにしましょう。

売上を伸ばす!美容室専売品

お客様が美容室専売品を購入する決め手は、信頼する美容師からのおすすめであり、商品の質感や香り、デザインがマッチし、適度なお値段であるということです。 美容室で扱うべき専売品は、美容師が自信を持って勧められる商品であること、高すぎず安すぎない値段設定であること、ネットやドラッグストアに流れていない商品であることに尽きます。
待合スペースなどに商品やリーフレットを展示し、お客様がすぐに手に取れる形で紹介できるのがポイント。アフターシャンプーなどで用いて、良さを実感していただくことで、自然と購買へと繋がります。

オリジナルブランドが作れる!OEMとは?

「OEM」とは、Original Equipment Manufacturing(オリジナル・イクイップメント・マニュファクチュアリング)の略語で、相手先ブランドを製造する、または製造企業のことを言います。 美容室の店販で扱う専売ブランドには、専売品ブランドメーカーが取り扱う商品とは別に、オリジナルブランド商品も含まれます。そんな自社独自のオリジナルブランドを製造できるのが「OEM」です。 「OEM」では商品企画やサンプルチェック、販売は自社で行い、製造のみメーカーに委託して製作します。
また、企画や仕様までメーカーが策定する「ODM」Original Design Manufacturing(オリジナル・デザイン・マニュファクチュアリング)という方法も。 オリジナル製品を開発したい理由はいくつか挙げられるでしょう。既存商品よりも良いものを作りたい、美容室の利益をもっと上げたいなど、美容師の方なら一度はオリジナル製品を作ってみたいと考えたことがあるのではないでしょうか。 ただオリジナルブランドを作ることは、売上拡大の可能性も秘めていますが、リスクも考慮に入れるべきです。既製品の店販比率が10%を超えていなければ、オリジナル製品を扱う土壌にはまだなっていません。
もう一度現在の店販の状況を顧みて、ある程度の売り上げが見込める状態になってから、プライベートブランドは作成していきましょう。

オリジナル製品の開発

オリジナル商品を開発するには、まずOEM製造メーカーを探し、費用やコンセプトを考え、開発を依頼する必要があります。 OEM製造メーカーは日本国内に多数存在しており、実際に見積を行い、詳細な調査をした上で、作りたい商品が得意であり、信頼できて長期的な関係を築くことができる会社を選ぶようにしましょう。 発注のロット数や1製品あたりの容量、原料や中身、パッケージなど、何度も打ち合わせと試作を繰り返し、やっとオリジナルブランド製品は完成します。
よい品質であることはもちろん、他店にはないような差別化を図り、自社ブランドだけが持つ付加価値を生み出していきましょう。

オリジナルブランド製品のメリット・デメリット

オリジナルブランド製品には次のようなメリットが考えられます。
・美容室独自のオリジナルブランドとして販売できる 
・既製品より利益が出る可能性を秘めている 
・デザインや品質などにこだわることができる 
・ネット流通していない 
・OEMによっては少ない資金で小ロットからの製造が可能 
また反対にデメリットとして考えられるのは以下の点です。 
・仕入れ時の支払いが一括払い 
・在庫スペースを確保するのが困難 
・売れなかった場合の返品対応は不可 
・既製品に比べ、ブランド力がないため、性能が良くなければ売れない 
自サロンで置ける量の在庫にして、原価を少し上げたちょうど良いバランスで、こだわりの商品を作りたいものです。

店販を売上に繋げる秘訣

多くの美容室で苦手意識がある店販ですが、商品をお客様へ販売しない美容室は、むしろ責任を果たしていないとも言えます。美容師はお客様を綺麗にし、普段のお手入れがしやすくなるように提案することが仕事だからです。どんなに素晴らしい技術やヘアケアを提供しても、次回来店されるまでの間は自身でのセルフケアが必要になります。自宅でホームケアするのとしないのとでは、コンディションが全く変わってくることはご存知でしょう。 本気でお客様を綺麗にしたいのであれば、やはり店販で商品をおすすめすることは、とても重要な取り組みです。
お客様の本当の希望や悩み、潜在欲求を掘り起こせれば、おすすめした商品はどんどん売れていきます。悩みの原因をプロとして見極め、物を売るというスタンスではなく、それぞれに特別感を持たせたカウンセリング要素を取り入れた店販を行っていきましょう。

専売ブランドで売上アップを図ろう


美容室はお客様の「キレイ」を引き出し、悩み解決へと導く美容のスペシャリストです。 特にお客様のことを考えず、売上だけを目当てに店販を行えば、利益が見込めないだけではなく、信頼を失い兼ねないのは周知の事実。 扱う商品の良さとお客様の悩みに直結したアドバイスができれば、自然と店販比率は拡大します。マンツーマンで丁寧なカウンセリングを行い、さまざまな商品を販売しようとはせず、結果がすぐ分かる商品だけを勧めていきましょう。
お客様も喜び、美容室も潤う専売ブランドの店販で、無理なく効率的に売上アップを目指していきたいものです。

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