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髪型をお客様のなりたいイメージにマッチさせリピーターをアップ!

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お客様がカットやブローが終わった時、「わあ、ステキになった」と満足していただけたら、リピーターになってもらえると思いませんか。しかし、お客様がこうなりたいと思っているイメージと似合うヘアースタイルが違っている場合もあります。なりたいイメージと違う仕上がりは、お客様の美容院への一番の不満になるのでしょうか。今回は、お客様の美容院への不満と髪型をなりたいイメージにする方法を考えてみましょう。

目次
・お客様のなりたいイメージ対似合うヘアスタイル
・美容室へのお客様の不満ベスト3とは?
 ・お客様の不満ベスト1は接客態度
 ・お客様の不満ベスト2は美容師の技術
 ・お客様の不満ベスト3はオーダーとのイメージ違い
・お客様のなりたいイメージにするポイントとは?
 ・お客様の悩みと要望を聞く
 ・お客様の髪質を知る
 ・お客様の顔の形に合わせる
・お客様に納得してもらえる技術と会話をみがこう

お客様のなりたいイメージ対似合うヘアスタイル


お客様が来店され、「きょうはどのようになさいますか」と訊ねたとします。「女優の〇〇さんのようにしてください」とお客様から返答があったとしたら、あなたはどうしますか?雑誌の切り抜きを持ってきて「同じようにしてください」と言われる場合もありますよね。 お客様のなりたいイメージが、美容師の経験値から「お客様には似合わない。」と感じることもあるかもしれません。お客様を傷つけたり、不満を持たせたりせずに、お客様に似合うヘアースタイルに導いていくにはどうしたらいいでしょうか。 お客様が美容サロンに不満を持つ理由とお客様のなりたいイメージに近づける方法を紹介します。

美容室へのお客様の不満ベスト3とは?

お客様がリピーターになってくれることが、美容室の安定した経営につながります。コンビニよりも数が多いと言われている美容室が生き残っていくために、必要なことはいろいろあります。たとえば、宣伝の仕方の工夫、経費の見直し、設備投資、美容室としての個性をだすこと、技術の向上、スタッフの育成などです。お客様が持つ美容室への不満をきちんと知っていくことも大切でしょう。 来店は初回だけだったり、常連のお客様と思っていたのにある時からばったり来なくなったりした場合は、何らかの理由があるはずです。今回のテーマである「髪型をお客様のなりたいイメージにする」とかけ離れた仕上がりをしてしまったのが理由でしょうか。美容室への不満のベスト3を調査してみると、不満のNo.1はお客様のイメージ通りの髪型にできなかったことではありませんでした。接客態度の良し悪しが、お客様が美容室への不満のNo.1だったのです。 No.2は、美容師の技術です。お客様の美容室への不満を解消することができれば、お客様の再来店率も上がっていくに違いありません。

お客様の不満ベスト1は接客態度

接客態度が良くないと感じると、お客様はもうその美容室へは行かなくなります。「長く通って常連になると、かえって大事にされなくなる。」と感じるお客様は多いようです。お店が混んで忙しい時など、「このくらいなら許してもらえる」と気遣いを忘れると、お客様の心には不満が残ってしまいます。また、なれなれしい態度や言葉遣いがぞんざいになるのも、お客様は好みません。「自分を大切にしてくれない」と思ったお客様は、来店しなくなるのです。 お客様に楽しんでもらおうと、いろいろ話をするでしょう。でも、お客様によっては美容師との会話が楽しくない、できればそっとしておいてほしいと思う人もいます。中には、興味のない話につきあわされたと感じる人も。お客様の様子を観察することが大切になってきます。もちろん、ネガティブな話や他の美容室の悪口は厳禁です。

お客様の不満ベスト2は美容師の技術

お店を選ぶ理由に、美容師の技術を一番にあげるお客様もいます。カット、カラー、パーマ、ブローなど種類があるので大変です。でも、お客様は言葉にしなくても、細かくチェックをしています。美容院ではステキに仕上がっていたけれど、自分でしたらきれいにまとまらないことも不満につながります。 さらに、お客様が髪質などの悩みを話してくれた時、美容師ならではの的確なアドバイスができなくてはいけません。美的センスもお客様に求められる技術でしょう。技術は、一朝一夕に身につくものではありません。施術内容を学び、新しい知識も加えながら積み重ねていきましょう。知識をベースに経験を積んで、その美容師ならではの技術が身につくよう努力していくことが大切です。

お客様の不満ベスト3はオーダーとのイメージ違い

お客様のオーダーと仕上がった髪型のイメージが違う場合のお客様の不満は、いろいろあります。中でも難しいのは、「こんなふうにしてください。」と雑誌の切り抜きなどを見せられても、お客様の顔の形や髪質などで切り抜きのようにいかないケースです。 お客様側からは、「イメージが違うし、髪も短くされたから伸びるまで我慢するしかない」「自分のなりたいイメージとは違うのに、こちらの要望を聞かず『今はこれがはやっている』『こっちの方が似合う』と自分の考えばかり押しつける」との声があげられています。お客様に良かれとしたことでも、お客様の気持ちを理解しないとお客様は離れていってしまうのです。

お客様のなりたいイメージにするポイントとは?

お客様のなりたいイメージにするポイントは、施術をする前にきちんとカウンセリングをすることです。ヘアースタイルや髪質で悩んでいることがないかを聞いてみましょう。雑誌の切り抜きを見せられたり、「アイドルの〇〇さんのように」と言われたりしたら、髪型の気に入っているのはどの点か、なりたいイメージを具体的に聞いてください。スキルやセンスに自信があったとしても、まずはお客様の要望に寄り添ってみることが大切です。 次にお客様の様子をじっくり観察することです。顔の形、髪質、髪のボリューム、つむじの位置だけでなく、お客様のメイクやアクセサリー、服装も観察してみましょう。お客様の好みがわかります。次にカウンセリングの内容や観察したことを活かして、お客様のなりたいイメージに近づけていきましょう。

お客様の悩みと要望を聞く

お客様が、髪や髪型に関する悩みを話してくれる時があります。「髪が少なくてボリュームがないから、ふわっとさせたい」「シャンプーやリンスをきちんとしているのに、髪が乾燥してぱさぱさしてしまう」「ほほのふくらみがめだたないようにしたい」など、悩みはさまざまでしょう。 お客様の悩みに的確なアドバイスができれば、お客様からの信頼度がアップします。お客様に似合うヘアースタイルを決めるのに役立つだけでなく、コンディショナーなどを販売するきっかけにもなるでしょう。さらに、お客様のなりたいイメージにするヒントも、お客様の悩みの中にあることが多いのです。

お客様の髪質を知る

お客様の髪質はそれぞれ違います。髪質によっては、同じようにカットしても違うイメージになります。 髪質の分類は、大きく分けると髪の硬さとくせの2つです。髪の硬さの分類も2つで、剛毛と軟毛です。剛毛は、髪が太くて硬くこしがあります。髪の一番外側にあるキューティクルの枚数が多く、ボリュームがでやすくなります。軟毛は、髪が細く抜けやすくてキューティクルも少なめなので、外からの刺激に弱いです。枝毛にもなりやすいため、パーマやカラーをする際には注意が必要です。 髪のくせは、直毛、波状毛、捻転毛、連珠毛・縮毛の5つ。直毛は、まっすぐな髪でつやが出やすい反面、パーマなどで巻くスタイルはカールがでにくい傾向があります。波状毛は、大きくうねりを描いているような形状です。うねりが軽ければ、カットでおさまりがよくなる時もあります。 捻転毛は、コイルのような形状でねじれている毛です。連珠毛は、髪の太さが一定ではなく数珠が連なっているように見えます。縮毛はくせが一番強く、縮れていてまっすぐ伸ばすのには縮毛矯正が必要です。

お客様の顔の形に合わせる

お客様のなりたいイメージの髪型にするためには、お客様の顔の形を知ることです。顔の形によっても似合うヘアースタイルが違ってきます。顔の形は、卵型、丸型、逆三角形、四角型、ベース型の5つです。どの形にあてはまるかは、縦の比率、横の比率でわかります。 縦の比率とは、髪の生え際から眉頭、眉頭から鼻の先、鼻の先から顎の下までの比率を言います。横の比率は、眉山から顎の先までと左頬と右頬の張っている部分の長さの比率のことです。 卵型は基本となる型で、縦の比率は1対1対1、横の比率は1対1となります。卵型の人はどんな髪型も似合いやすいです。丸顔の比率は、髪の生え際からあごの先までの縦のラインと、横幅の比率が1対1です。フェイスラインは丸みがあり、若々しい印象を与えます。 逆三角形は額の横幅が広く、顎に向かってフェイスラインはすっきりとしていて、知的な雰囲気があります。四角型は、頬骨がはりあごの先が平なため、顔が大きく見えがちです。ベース型はえらが張っていて、あごはシャープなのではつらつとした印象を与えます。

お客様に納得してもらえる技術と会話力をみがこう


お客様とのカウンセリングをしながら、お客様の個性をとらえることは大切なポイントです。顔の形だけでなく、耳の位置やあごの形も人それぞれ。お客様のもともと持っている個性を説明しながら、お客様のなりたいイメージの髪型に近づけていきましょう。 お客様の要望に近づけるためには、髪型をデザインする技術も必要です。仕上がりをお客様が喜んでくれること、友人からお客様が「ステキ、似合うね。」と言われることは、美容室の効果的な宣伝にもなるでしょう。

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