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美容師の店長として雇用される?自分で開業?店長の働き方を考えよう

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美容師として働くならば、店長もしくは同等のディレクターやデザイナー職として働きたいと考える方も多いでしょう。雇われ店長と、開業してオーナーとして店長をするのではどちらが大変なのか、そして成功するのでしょうか。 やりたい職について仕事を続けていれば、ゆくゆくは店長として働きたいと考える人も多いはず。
店長の働き方について詳しくみていきましょう。

目次
・美容師が店長になるためには
・店長には2種類ある
 ・オーナー店長になるためには
 ・オーナー店長のメリット
 ・オーナー店長のデメリット
・雇われ店長の働き方
 ・異動がある
 ・育成も担当
 ・売り上げのノルマを気にしなければいけないことも
・雇用されて店長になるのはメリットもデメリットもある


美容師が店長になるためには


美容師として働くならば、やはり店長やディレクターなどの肩書きを持って仕事をしたいですよね。名刺に名前だけが入るのと店長という肩書きがついた名刺では、お客さんに渡すときも身が引き締まる感じがするでしょう。 美容師の仕事は最初はどこかの美容室に雇われ見習いから始めることになります。すぐに店長になれるわけではなく、何年も働かなければいけません。店長であり美容師の仕事もするようになれるにはどうすればいいのでしょうか。
美容師が店長になる方法について考えてみましょう。

店長には2種類ある

美容室の店長になる方法は、大きく分けると2つあります。オーナーが別にいて、美容室を所有していてそのお店を任される店長。この場合は店長自身もオーナーに雇用されて働くことになります。もう一つは自分で開業して美容室を構えて店長になる方法。こちらの場合は店長でもあるし、事業を経営している経営者でもあります。
どちらも肩書きは「店長」ですが、働き方や収入などに差が出てきます。どちらがいいとは言えませんし、雇われ店長が向いている人や、自分で何もかも行う方がいいという人もいるでしょう。また肩書きがあるとやらなければいけない仕事が増えるので、一般の美容師のままでいいと考える人もいるかもしれません。 それぞれの店長のメリットやデメリットについて考えることで、今後の自分の美容師としての働き方や方向性についてもイメージできるようになるでしょう。
まずは美容室のオーナーであり、店長の場合を詳しく見ていきましょう。オーナー店長になる人も、最初は雇われて美容師として働いて独立する人がほとんどです。
店を構えて店長になるまでにやらなければいけないことも説明します。

オーナー店長になるためには

オーナー店長になるためには、独立する必要があります。つまり自分の美容室を開業するということです。そのためには今働いている美容室を円満に退社し、開業するための店舗を探し、内装や美容室に必要な機器や道具を揃えるといった開店までの膨大な準備をこなす必要があります。
また開業してからも、常に集客をして新規顧客の開拓やリピートする顧客をつなぎ止めるために、満足してもらえる技術やサービスを提供し続けなければいけません。 人を雇うか雇わないかにかかわらず、自分の美容室を持っていれば店長として働くことができます。

オーナー店長のメリット

オーナー店長のメリットは、なんといっても自分の好きなようにできることです。お店の営業時間をどうするか、定休日をいつにするか、メニューや料金の設定などすべて自分で決めることができます。
また完全成果報酬となるので、利益が出ればそれはすべて自分の収入となります。給料や収入を自分でコントロールすることができます。 予約が入っていない時間帯に店を閉めたり、朝の出勤を遅くしたり、店を閉めるのを早めたりする判断もすべて店長が行うことができます。オーナー店長は、自分の采配ですべてを動かすことができるのです。

オーナー店長のデメリット

オーナー店長のデメリットは、経営がうまくいくようにさまざまな努力をし続けなければいけないことでしょう。開業後、うまく軌道に乗ればいいですが、思ったよりも客足が伸びない、売り上げが上がらないといった場合、自分の収入にも直接響きます。
顧客に来てもらうために、販売促進の方法を考えたりキャンペーンを打ち出したり、様々な施策を行う必要があるでしょう。やり方もすべて自分で決めなければいけないので、自分のお店に来てくれる顧客の客層把握など、マーケティングも大切になってきます。 美容師として働くだけではなく、美容室を経営するための仕事をすべて自分でやらなくてはいけません。

雇われ店長の働き方

雇われ店長は、オーナーやお店を所持している人が別にいて、店長として仕事をする働き方です。美容師の求人情報を見ると「店長募集」や「店長候補募集」といった求人もあります。店長を目指す人は、店長を募集している美容室を探すとより早く、店長として雇用されやすくなります。 店長を求人している美容室に転職できれば、すぐに店長として今までのキャリアを生かして仕事ができるでしょう。複数の店舗を構える美容室ならば、お店ごとに店長が必要になりますから、店長になれる可能性も高くなります。
オーナーやお店のやり方によって、雇用されている店長の仕事の幅はかなり変わってくると言えるでしょう。 売り上げの管理や美容師としての仕事だけではなく、新規顧客獲得のための宣伝や、新人美容師の採用や育成なども店長の仕事として入ってくることもあるかもしれません。
雇われ店長のメリットは、雇われているので毎月安定した収入があるということです。他の従業員のお給料も、雇われ店長から直接支払うわけではないので、経済的な面ではオーナー店長よりも気楽と言えるかもしれません。 雇用されている店長が行う主な仕事やデメリットについても見ていきましょう。

異動がある

雇われ店長の場合、勤務地が変わる可能性があります。複数の店舗を展開している美容室の場合、異動の可能性が高いでしょう。全国展開している場合や、広い地域に店舗が点在している場合には、異動にあわせて引越しをしなければいけないケースもあるかもしれません。 店長としての仕事ができる人はお店の中にたくさんいるわけではないので、どこかの店の店長が辞めると、他の店の店長が異動を命じられることも出てきます。
新しい店で新しいスタッフを抱えて、新しい顧客をつかんでいくという流れを、何度も繰り返す可能性があることを理解しておきましょう。

育成も担当

オーナーの考え方にもよりますが、新しい美容師を採用したり、育成のための研修を行うことなども店長の仕事になる場合があります。通常の営業時間が終わってから、みんなで集まって研修や勉強会を設けて指導することも店長の仕事と言えるでしょう。
店長を任されるということは、それだけ美容師としての技術や知識がある人と認められているからです。新人の育成が苦手な人もいるかもしれませんが、マネジメント能力を身に着けることも店長の必要なスキルです。育成や研修を通してスタッフとコミュニケーションを取り、お店自体をまとめていくことも大事な仕事になってきます。

売り上げのノルマを気にしなければいけないことも

雇われ店長によっては、任されているお店の売り上げ目標やノルマを課される場合もあるでしょう。毎月の売り上げ目標をオーナーから指示されることもあれば、雇われ店長自らが毎月の売り上げ目標の設定をして店全体で達成できたかをオーナーに報告するやり方もあります。
またメニューや施術以外にも取り扱っているシャンプーやヘアオイルなどの商品の販売や、売り上げのノルマなどがあることもあります。お店の経営や収益に関わることが店長に任される場合、美容師としての技術以外に経営や営業的な手腕も必要になってきます。

雇用されて店長になるのはメリット・デメリットがある


美容師が店長になる方法について考えてみました。オーナー店長は経営がうまくいっていれば、かなり自分の自由にできますが、コンビニよりも美容室が多いと言われる業界なので、成功させるのはなかなか大変です。 美容師がオーナーに雇用されて店長になる場合、給料は安定しますが、仕事内容は店によってさまざまで、管理職としての仕事が増えてしまうことも考えられます。
オーナー店長、雇われ店長それぞれにメリット・デメリットがあるので、美容師で店長という仕事や働き方をよく理解して、自分がどんな働き方をしたいのかを考えてみてくださいね。

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