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目次
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・美容サロンが予約システムを使うメリットは? ・どのような目的で予約システムを使うか ・機会損失の軽減 ・業務効率化による採算向上 ・リピート率向上 ・美容サロン予約システムを使う際のポイント ・予約システム導入費・維持費 ・他社との差別化 ・独自のSEO対策 ・美容サロンの予約システムの効果的な使い方 |
美容サロンが予約システムを使うメリットは?

美容サロンの数が年々増加している現在、できるだけ人件費を抑えるためにも予約システムを使うことをおすすめします。Web上から受け付けられる予約システムを使うことで、美容サロンは電話対応ができない場合のお客様の取りこぼしを防ぎ、電話対応にかかる時間を短縮できます。
また、リマインド機能などを使用して無断キャンセルや予約の重複も回避できます。お客様のデータを管理・蓄積することで一人ひとりに合った提案が可能になり、単価の増加も期待できます。予約システムの管理者である美容サロンは、外出先でも来客の状況をリアルタイムで把握できます。
どのような目的で予約システムを使うか
電話やメールでの予約受付ではなく、予約システムを使い始めたいけれど、何から始めたらいいのかわからない人もいるのではないでしょうか。まずはどのような目的で予約システムを使いたいかを考えることが必要です。予約システムを導入することで、予約機会の損失を減らすことや当日のドタキャン、ダブルブッキングを防げます。紙ベースで予約を管理していると、予約変更や顧客情報が美容サロン内で共有しにくくなることがありますが、予約システムであれば情報共有がリアルタイムで行えて便利です。電話やメール、SNSからの問い合わせも含めてすべての顧客データを蓄積し、分析することで新しいサービスや商品の提供を戦略的に行うことも可能です。また、業務の効率化を促進し、売上の向上にもつながります。お客様側からも利点が多いです。たとえば、かけなれない電話をできるだけ忙しくない時間帯を狙ってかけようと気を遣って、タイミングを逃している人もいるかもしれません。予約の時間通りに美容サロンに行ったのに待たされる不満も予約システムを使うことで避けられます。
電話やメールは相手の顔が見えないので、その分いつも以上に丁寧な対応が求められますが、予約システムであれば新人のおぼつかない対応にひやひやすることも減るでしょう。
機会損失の軽減
予約システムを使用していない場合、すべての予約を美容サロンのスタッフが受けなければいけません。受付担当がいない美容サロンの場合、接客中に電話にすぐ出られずに切れてしまうこともあります。それが予約の電話であった場合、お客様の来客機会を逃してしまっています。どんなに優れた技術を提供できても、接客の部分で評価が下がってしまうともったいないですよね。予約システムを使えば、24時間365日自動的に対応でき、空き状況も簡単に確認できるので機会損失を防げます。お客様も予約が簡単に取れるほうが思い立った時に予約できて便利でしょう。業務効率化による採算向上
予約システムを使うことで、予約状況の管理が自動化できるためスタッフの負担を減らせます。営業時間中の電話対応が減ることで業務に集中できるだけでなく、お客様を待たせずに済むので顧客満足度が上がることも期待できます。予約システムとレジや顧客管理を一つのシステムに集約することでさらに業務効率化が図れます。電話やメールでの予約を完全に無くすことは難しいかもしれませんが、受付業務にかかる時間を大幅に短縮でき、その分の人件費を減らせます。減らせた分をスタッフの給与に還元したり、よりよいサービスや商品を提供するための設備投資や研修にあてたりすることで、美容サロンの採算向上にもつながります。リピート率向上
予約システムで管理している顧客情報を活用して、新規顧客向けに会員専用のページを設定し、役立つ情報や次回の来店時に使えるクーポンなどを適切なタイミングで提供します。一度来店したお客様にお礼メールを送ったり、前回のカルテをもとにそろそろ美容サロンに来ていただけそうなタイミングでフォローメールを送ったりすることでリピート率の向上が望めます。予約システムを使えば、フォローメールを忘れずに送信できます。1日前の予約リマインド機能も活用でき、いつでもどこでも自分の予約したいタイミングで予約できる利便性によって、お客様側のリピートしたい気持ちを向上させられます。美容サロン予約システムを使う際のポイント
既存の方法から予約システムに変更する際に、機械の操作方法をスタッフ全員に周知することが必要になります。予約システムを導入する際にできる限り操作がシンプルなものを選ぶとよいでしょう。予約システムを運用していくうえで、システムに詳しい人がいること、詳しくないスタッフを育成することも重要になります。予約システムの操作や管理をメインで担当するスタッフを決めておくと質問がある場合やトラブル発生時に、業者に連絡する前に対応でき安心です。また、担当者を決めることでスタッフ間での予約システム訴求にもつながります。予約システムは搭載機能に応じて導入費や維持費が変わってきます。自分の美容サロンに必要なものと不要なもの、後から追加しても間に合うものを判断することが大切です。価格だけで選んでしまうと、サポート機能がついておらず導入の際に困ったり導入した後に自分のサロンの運用に合っていなかったりすることが起こり得ます。ある程度予算を決めたうえで、自分のサロンに合う予約システムを選びましょう。予約システムに移行することを既存のお客様にどのタイミングで伝えるかも重要です。紙のポイントカードなどを使用している場合には、移行に関する手順についても説明が必要となります。
予約システム導入費・維持費
予約システムには導入時に必要な初期費用と、毎月支払う維持費が発生します。システムによって異なりますが、無料トライアル期間が設けられているものや初期費用が無料のものもあれば、初期費用だけで50万円を超えるシステムもあります。その差は搭載している機能やサポートがあるかないかによります。他社との差別化
いわゆる集客ポータルサイトに自分の美容サロンを掲載してしまうと、あまりにも多くの美容サロンの中に埋もれてしまう可能性があります。新規の集客力には強いとされていますが、同時にほかの美容サロンを閲覧する機会も与えることになりますので、やはりサロン独自の予約システムを導入することをおすすめします。独自の予約システムであれば、各スタイリストのヘアアレンジなどもふんだんに掲載でき、施術の動画などを載せることで他社との差別化が図れます。ポータルサイトに掲載しているクーポン以外に独自のポイント機能を掲載することで、リピーターの増加や顧客の定着化が見込めます。
独自のSEO対策
GoogleやYahooなどの検索エンジンで検索ワードを入力した際にヒットしやすくするSEO対策は、集客力の向上につながります。自分の美容サロン独自の予約システムを使えば、ポータルサイトではできない独自のSEO対策が可能です。具体的には、スタッフの紹介ページやヘアスタイル・アレンジページの作成、お客様の施術後のヘアスタイルをまとめたページなどを作成するとよいでしょう。それぞれのページにSEO対策を行うキーワードを盛り込みます。スタッフによるブログに髪に関する新商品の紹介や美容サロンに関連した記事などを書いてページ数を増やすことも、SEO的には効果があります。美容サロンの予約システムの効果的な使い方

予約システムを使うことによるメリットはたくさんありますが、何よりも重要なことは自分の美容サロンに合った予約システムを導入することです。やみくもに多機能なシステムを導入しても使いこなせずに終わってしまうこともあります。自分の美容サロンに最適な予約システムを使うことで、機会損失の軽減や業務効率化、リピート率や集客力のアップが実現し採算向上につなげることが期待できます。使い方次第では、自分の美容サロンの将来の経営状態を大きく変える可能性を秘めていますので、前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
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