美容サロン向けITソリューションサイト SCAT株式会社

美容師の結婚後の働き方はどうすればいい?家庭と仕事を充実させよう

HOME > お役立ち情報 > 美容師の結婚後の働き方はどうすればいい?家庭と仕事を充実させよう
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
美容師の仕事は土日が仕事だったり夜遅くなったりすることも多く、家庭を持ったり子どもが生まれたりすると仕事を両立させるのが難しい職種と思われがちです。好きで美容師になったのに、結婚を機に仕事を辞めたり、まったく別の仕事に転職してしまったりする人も少なくありません。 しかし、せっかくどこにいても働ける「手に職」のある仕事です。結婚後もぜひ続けられるような働き方を見つけていきたいですよね。結婚後家庭と両立できるような働き方について考えていきましょう。

目次
・女性美容師のニーズは多いが足りない実情
・家庭と両立できる職場を選ぼう
 ・パートなら自分の時間が確保できる
 ・小規模な美容室や個人経営なら異動がない
 ・先を見据えて託児や育休のある店を選ぶ
・理想の働き方をイメージしお店に理解してもらうことが大切
 ・既婚者やママ美容師が多いお店
 ・勉強や研修が充実しているお店
 ・店長が女性または理解があるお店
・美容師はどこに住んでいても続けられる仕事・諦めずに理想の職場を探そう

女性美容師のニーズは多いが足りない実情


女性の美容師の場合、結婚や妊娠、出産といった人生の転機を機に美容師を辞めてしまう人が多くいます。独身の時には土日の出勤や、深夜近くまで仕事ができた人も、家庭ができると同じ働き方を続けながら家庭と仕事を両立するのは難しくなってしまうのです。 しかしお客さんからの女性美容師に対するニーズは高く、「髪の毛を触られるので女性がいい」「ヘアスタイルや髪質の悩みなどは同性に相談したい」といった声も多くあります。 「働きたいけれど結婚後、バランス良く仕事ができる環境が見つからない」とやむなく美容師を辞める女性と、「女性の美容師に担当して欲しい」というお客さんとの間に大きなギャップがあるのです。

家庭と両立できる職場を選ぼう

美容師の仕事は、お客さんとの一対一でコミュニケーションを取りながら、お手入れの悩みやヘアスタイルの希望を聞いて、サロンを出る時には満足して帰ってもらえるようなスタイリングをする仕事です。 技術はもちろんですがそれだけではなく、お客さんの要望や好みをヒアリングし、その人の顔型や髪質なども合わせてベストな提案ができる知識やセンスも必要とされます。そのため、美容師の資格を取って仕事をするようになってからも、常に研修に出るなど学び続けることが必要になってきます。 もともと美容室は開店時間が遅めなところが多く、仕事が終わるのも遅くなりがち。休日が繁忙期になるので、休みは平日しかとれないということも多いでしょう。結婚相手の仕事にもよりますが、家庭との両立が難しい職種といえます。 しかしどんな土地に住んでも、たとえ海外でも仕事ができますし、コンビニの数よりも美容室の数の方が多いと言われる日本国内ならば、必ず自分の望んだ働き方ができる職場が見つかるはずです。 今まで働いていた職場では「結婚後も働き続けるのが難しい」と不安を感じているならば、長い目で見てより働きやすい職場を探してみるのもいいでしょう。満足できる転職先を探す時のポイントについて見ていきましょう。

パートなら自分の時間が確保できる

今まで社員やフルタイムとして美容室で働いていた場合は、時間に融通のきくパートタイムで働ける職場を探してみましょう。家庭のこともできるように、週に何日かの出勤でもOKなところや、時短で夜は早めに上がれるところなら結婚後も働きやすくなります。 美容室側もフルタイムで人を探している場合や、オーナー以外に何日か入れる人を探している場合など、それぞれ事情や求めている人が違うので、自分の希望する時間で働ける美容室を探しましょう。インターネットで検索すれば、条件にあった求人情報を素早くリアルタイムでチェックすることができます。

小規模の美容室や個人経営なら異動がない

大手の店舗をたくさん抱えている美容室は、それぞれの店舗間でスタッフの異動や新店舗への配置換えなどが発生し、勤務先が変わる可能性があります。 結婚すると自分だけの都合で引っ越しは簡単にはできなくなりますし、異動先が通勤に時間がかかる店舗に配属になった場合は、仕事だけでなく行き帰りの時間もさらに取られてしまい、家庭のことを十分にできなくなってしまいます。 小規模で経営している美容室や個人がオーナーのところならば、異動というリスクが少なくなります。転職を考える時に、勤務先が変わらない美容室の方が、長い目で見て家庭との両立がしやすくなります。

先を見据えて託児や育休のある店を選ぶ

結婚した後は妊娠や出産のことも考えて美容室選びをする必要があります。 妊娠した場合、臨月ギリギリまで働けるのか、産休はあるのか・あればどのくらいの期間か、育休はあるのか、また出産後に復帰したい場合には、いつから復帰できるのかなど、妊娠・出産にともなう制度がしっかりしている美容室かどうかをチェックしましょう。 身近に夫婦どちらかの親や親戚などがいて助けてもらえるなら別ですが、復帰したくても預ける場所が見つからないので辞めざるをえないといったことにならないように、託児施設がある美容室や女性の出産や育児に理解のある職場を見つけることが大切です。

理想の働き方をイメージしお店に理解してもらうことが大切

結婚後も長く、家庭ともうまく両立して充実した働き方をするためには、自分がどういうバランスで仕事と家庭を維持していきたいのかをよく考えましょう。 資格のある、どこにいっても働ける仕事です。結婚してからの仕事のワークバランスだけではなく、将来的に出産や子育てをしながら働ける職場もイメージしてみてください。 子どもが小さいうちは体調を崩しがちです。やむをえず急に仕事を休まなくてはいけない場合も出てくるでしょう。そのような時に理解のある職場か、フォローしてくれる体制が整っているのか、といったことも重要なポイントです。 お店(職場)を変わるということは、環境が変わりそれなりにストレスにもなりますし、担当していたお客さんにとっても申し訳ないことですよね。自分の希望する働き方で長く勤められるところを見つけられるのが一番です。 そのためには自分を振り返り、どんな働き方をしたいのか、どのくらいの収入を希望するのかといったことを、雇用先である美容室側にしっかりと伝えられるようにしておかなければいけません。 家庭と両立できる職場を見つけるために、まずは自己分析が重要になります。

既婚者やママ美容師が多いお店

既婚者やママの美容師が働いている美容院は、女性の働き方に理解がある職場といえるでしょう。それぞれの家庭の事情を尊重してくれる傾向が強いと言えます。 またママ美容師の場合は、子どもの体調不良や学校行事など急にどうしても出勤できなくなる時が出てきます。そんな急なシフトの変更も、同僚に子育てしている美容師が入れれば理解してもらえますし、お互いに助け合って仕事ができます。 結婚してからも働きやすい職場を見極めるために、既婚者や子育てしている人も働いているかどうかを見てみてください。

勉強や研修が充実しているお店

家庭を持ちながら美容師として働く場合、どうしても改めて時間を作って外部の研修に出向いたり勉強するための時間を取るのが難しくなってしまいます。 しかし社内や美容室内で勉強会を定期的に行ったり、研修を受けられる体制が整っていたりする職場なら、ブラッシュアップする機会を作りやすくなります。 美容師の仕事は常に最新の流行や傾向を知っておくことが必要です。結婚しても働きながら学ぶ機会を職場でもうけているような美容室ならば、最新の技術や流行を学びやすいので、働きやすい職場と言えます。

店長が女性または理解があるお店

美容師に限らず、女性が結婚や妊娠、出産を経て仕事を続けていくためには、職場や上司の理解やサポートがなくてはできません。 店長やオーナーが女性で結婚歴や子育ての経験がある、もしくは美容室が既婚者や子育て中の美容師も積極的に受け入れているところを選ぶといいでしょう。 オーナーが女性の場合は、自分が同じ経験をしながら仕事をしてきているので、突発的な家庭の事情なども理解してくれます。またママ美容師が多い職場もオーナーの理解はもちろん、お互いに助け合って働いている店なので、協力しながらいい関係で仕事ができるお店と言えるでしょう。

美容師はどこに住んでも続けられる仕事・諦めずに理想の職場を探そう


美容師は誰でもできる仕事ではありません。どこに住んでいてもその技術を生かしてずっと働くことができる職です。結婚は人生の大きなライフイベントですが、そのために美容師の仕事を諦めるのではなく、働き方を変えて家庭と両立しながら、ぜひ美容師の仕事を続けていって下さい。 女性の美容師のニーズは高く、全国どこに行っても美容師として活躍できる職場はたくさんあります。ですから、根気強く求めている働き方ができる職場を見つけましょう。

美容室の顧客管理・経営・販促に関するご相談はサロンPOSシステムのSCATへ
お問い合わせはこちら
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

まずはお気軽にご相談ください

お電話でのお問い合わせはこちら

03-6809-3260

受付時間:9:00~18:00(土日祝日は除く)

※お客様応対の品質向上及び通話内容の確認のため、
録音する場合があります。

LINEでのお問い合わせはこちら

お問い合わせ・資料請求