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経営者の悩みはこれで解決!中途採用の美容師が集まるお店にするコツ

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近年では、数多くの美容院が人手不足に悩んでいるといいます。今や美容院は25万店ほどもあり、美容師数は増えているにも関わらず、全く追いついていないのが現状なのです。 そんな状況の中、中途採用で美容師を確保するためにはどうすれば良いのでしょうか?美容院業界や自店舗の状況を把握し、美容師に選ばれる店舗にするためのコツを紹介します。

目次
・人手不足をどう解消するかは経営者の共通課題
・美容師の中途採用は「売り手市場」の時代
 ・美容室はどこも人手不足
 ・「スタイリストになったら転職する」という働き方
 ・中途採用は他店から不満を抱えて退職している
・美容師が集まる中途採用の方法はある?
 ・たくさん求人サイトで募集をかけるのは効果的か
 ・求人募集ではキャリアアップの道を示そう
 ・ネットで自分のお店をどうアピールするかが重要
・マメなアプローチこそが良い中途採用への近道

美容院の人手不足をどう解消するかは経営者の共通課題


美容師になる人は増えていても、人手不足感を抱える美容院は増えているようです。競合の美容院が多すぎて選ばれる店のハードルが上がっていることや、理美容師になった人のうち、27歳になるまでに7割が辞めるともいわれる離職率の高さも理由となっているでしょう。 中途採用しようとする美容師は、他店を辞めた美容師でもあります。どうして辞めてしまったのかの理由を考えてみることも、より良い求人活動の助けとなるのではないでしょうか。

美容師の中途採用は「売り手市場」の時代

厚生労働省が発表した「平成29年度衛生行政報告」によると、美容室の店舗数は24万7,578で、前年に比べて1.7%増加しています。 そして美容師も52万3,543人と前年比2.8%増となっているのですが、人手不足感を持っている美容院は多いといいます。これは何が原因なのでしょうか? ひとつは、美容院の仕事が見た目の華やかさに対して、きつい仕事であることが挙げられます。店舗営業が優先なので、食事や休憩の時間が満足に取れないことが多い上に、肉体労働であること、接客サービスに思った以上に神経を使うことに、仕事を始めてから驚く美容師も多いようです。
また、新卒美容師などは技術を磨くために勉強や練習時間もプラスしなくてはなりませんし、職場の人間関係が上手くいかず、悩んで辞めてしまうケースも。 そして最大の理由は他の職業と比較して、低賃金であることではないでしょうか。厚生労働省の「平成27年賃金構造基本統計調査」によると、美容師と理容師の平均年収は285万円しかありません。 日本全体の平成27年度の平均年収が420万円であることを考えると、仕事内容に給与額が見合わないと考える美容師が多いのも頷ける話ではあります。

美容院はどこも人手不足

美容師の離職率の高さに悩んでいる美容院は多いといいます。業界全体で給料が安いのであれば、次に職場を選ぶ際の基準となるのは、社会保険に加入していることや、休みの取りやすさなどの福利厚生面が充実しているかや、人間関係の良さなどの労働条件が良いかどうかになってくるのではないでしょうか。
現代は、ネットで簡単に多くの店舗の情報を集めることができる時代です。美容師は「働きやすそう」な美容院を、いつでもスマホから探し出すことができるのです。

「スタイリストになったら転職する」という働き方

以前の徒弟制度が色濃かった時代には、一度入ったお店に勤め続けることが当たり前のような風潮がありました。ですが、現代ではある程度の技術を身につけ、「スタイリスト」になったら辞めるという働き方をする美容師が増えてきたようです。 スタイリストの肩書きが付けば、転職活動の際には自分のキャリアのひとつとして大きなアピール材料となります。スタイリストになったとき、今いる美容院に見切りをつけ、さらに良い条件の美容院に移ろうとするのです。
また、スタイリストであれば歩合給、なおかつ効率の高い業務委託の美容室で働くという選択肢が生まれます。給与の高さを第一優先とする美容師の中には、この働き方を選ぶ方も増えているようです。

中途採用の美容師は他店から不満を抱えて退職している

中途採用を希望する美容師は、ある事情により他店を辞めてきた人です。今まで勤めてきた美容院を辞めるにあたっては、何らかの理由があったはずです。 勤め先の福利厚生が充実していないことが、近年美容師が辞める際の理由で多くなっているといいます。美容院が社会保険に加入していないと、健康診断を会社負担で受けることができず、保険料や年金は自分で全て払わなければなりません。
また、身内の法事などの重要な用事でも休ませてもらえないような、休みを取りづらい美容院も敬遠されがちです。有給休暇の制度があるのかないのかもわからず、仮にあったとしても先輩も使っていない美容院では、ワークライフバランスを維持することはとても難しいでしょう。

美容師が集まる中途採用の方法はある?

それでは中途採用で美容師を確保するためにはどうすれば良いのでしょうか?中途採用を希望する美容師は現状に不満を持っている人が多く、美容院側が確保したいと望む優秀な人材は独立したり、業務委託の美容室へ行ったりしてしまいがちです。 中途採用をしようとするときには、自分の美容院が他店とどのように違うのかをアピールする必要があるでしょう。他店よりも明らかに高い給与を出すことはできなくても、ここの美容院でなら長く働きたいと思ってもらえるような材料を提示する必要があります。
中途採用の面接の際、美容院の経営者は志望してくれた美容師に対し、前の勤め先では何が問題だったのかを確認することをおすすめします。普通に面接をしただけでは、両者ともにお互いにとっての良い材料しか話題にならず、その際のミスマッチが、後々に美容師が辞めてしまうことに繋がってしまうからです。経営者からも、自社の将来設計と美容師に対して何を求めているのかをしっかりと説明すべきです。美容師がやりたいと思っていることが、本当に自分の美容院で実現できるのかについて、すり合わせることを心がけましょう。

たくさんの求人サイトで募集をかけるのは効果的か

中途採用で早く美容師を集めようと、数多くの求人サイトに募集を掲載するのは効果があるのでしょうか? 求人広告を出すためには、当然費用がかかります。しかも求人サイトには他美容室も多く掲載されているのですから、自分の美容室に応募者を集めるには、他店舗よりも優れた情報を出す必要があるでしょう。 おすすめなのは、クオリティの高い自社ホームページを作成し、求人広告からそこへ誘導する方法です。ホームページはプロの信頼できる会社にお願いし、写真や動画などを盛り込んだ見た目重視の作りとすべきです。
ホームページへの入り口となる求人広告は、自分の美容院が望むタイプの美容師にアプローチできる媒体を選択します。若い方を対象にするならインスタグラムなどのSNSの活用がおすすめ。経験者を希望するならindeedなどの求人サイトや、ハローワークを利用してみましょう。

求人募集ではキャリアアップの道を示そう

中途採用の求人の際には、将来の安定性に繋がるキャリアアップの道を提示することをおすすめします。 特にすでにスタイリストとなっている美容師に対しては、店長などの幹部になれるかや、高度な技術を持つ指導役としての役職を提示するなど、モチベーションを保ち続けられるような提案をすると良いでしょう。
技術を身につけ、お客様が付くようになったら独立を考えている美容師も多くいます。そういった志のある方に対しては独立を支援し、フランチャイズとして自店舗と関わっていけるようなしくみを作るのも、ひとつの方法かもしれません。

ネットで自分の店をどうアピールするかが重要

美容院のホームページでは、写真のほかに動画情報も載せるのが最も効果的です。 動画では自店舗の技術の確かさをアピールできるだけでなく、お店の中の様子や、スタッフの雰囲気を自然に伝えることができるでしょう。また、最新設備も文字と写真だけよりは、実際に使っている様子を動画にした方がよりわかりやすくなるはずです。
中途採用を考える美容師は、スマホで良い美容院を見つけようとリサーチを欠かしません。インスタグラムやツイッターをマメに更新し、お店の活気ある様子を伝えることも応募者アップに繋がるでしょう。

マメなアプローチこそが良い中途採用への近道


中途採用にある程度成功している美容院では、とにかくマメに動くことを心がけているようです。自社ホームページやSNSなどの、更新頻度にも気を配りましょう。 また、自店舗にお客様が絶えないことが、最大のアピールポイントになるともいえます。福利厚生など美容師が長く働ける環境であるかどうかも再確認し、早期離職を防ぐ体制を整えていくと良いのではないでしょうか。

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