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美容師の指導カリキュラムと教育環境の充実が、人気美容室の秘策!

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美容師の定着率の良さは、指導方法と環境にあります。定着率の良い美容室は、安定した顧客を持ち人気の美容室になるでしょう。美容師は技術職であるため、研修や教育を受ける側、指導する側も多くの苦労があります。それを乗り越えるために、職場環境は重要なポイントです。 今回は、美容師の指導教育と環境について紹介します。

目次
・人気美容室は、顧客・従業員からも信頼が大事
・美容師が学ぶ教育・指導カリキュラムとは?
 ・接客ファースト・カリキュラム
 ・練習カリキュラム・技術カリキュラム
 ・数あるベストな講習会
・美容師の指導システム・教育環境とは?
 ・アシスタント~ランク別システム
 ・スタイリストの指導者システム
 ・経営者による教育環境づくり
・目標をどこに定めるか!やる気と環境のマッチング

人気美容室は、顧客・従業員からも信頼が大事


一般企業でも、企業の生産性向上に向けて、新人育成は大切な事項です。美容室も同様、指導カリキュラム・教育環境の充実が、顧客獲得・売上向上、人気店になるための大切なステップです。 「美容師の教育」について、カリキュラム~システム・環境を見ていきましょう。決して難しいことではありません。やる気のある従業員、やる気を育てる環境が合致するだけです。人を育てるには、教わる側と教える側のコミュニケーション、教える側の環境づくり、そして信頼関係がポイントになり、美容室の定着にもつながるでしょう。美容室の人材育成について紹介していきます。

美容師が学ぶ教育・指導カリキュラムとは?

一般企業でも新人研修・レベルアップ研修などがあります。企業の生産性を向上するためのカリキュラムです。このファースト・ステップやセカンド・ステップなどを経て正社員へ、そして即戦力となります。一人一人の人生を左右させる大切なものでもあります。 美容業界、美容室・美容師も同様です。新人への研修は大切な人材を育て、売り上げアップを見込むものです。どのような研修スタイルがあるのかまとめてみました。 美容師への研修は、実務研修が主になります。実務を伴うことで、メリットもうまれます。
・実務を伴うことで、研修終了後は即戦力になります。
・職場の人間関係が築きやすくなります。
・研修コストも最小限で抑えられます。
・教わる側、個人のスピードに合わせて教えることができます。
・教える側のスキルアップにもつながります。
次に、どのように進めていくか、最初が肝心です。
1.やって見せることから始めましょう:現場を見せることで、お店のルールやポジションがイメージしやすくなります。
2.説明は簡潔明瞭に:イメージで伝わらなかった内容を補うことの説明や、質問に答えていきましょう。
3.実際にその業務をやってもらいます:説明した業務を少しずつ実務として携わってもらいます。
4.業務チェックを定期的に行いましょう:これは評価として捉えるのではなく、説明や理解度のチェックです。足りないところを捕捉していきましょう。
ここからは教える側の見極め力が必要になります。どのように巣立っていくかを想像し、美容師としてのスキルアップにつなげてあげましょう。 各店舗で内容は異なりますが、研修ベースをしっかり確立しておけば、教わる側・教える側のストレスが軽減されます。

接客ファースト・カリキュラム

美容師はサービス業です。お客さまへの対応、お客さまとのファーストコンタクトである受付は、お店の「顔」になる重要なポジションと言えるでしょう。 美容室の接客では、お店のルールと雰囲気になれることが一番です。挨拶・笑顔・覇気・気遣いは、どのサービス業でも大前提のことですが、個人の性格もあり、その出し方は千差万別。強要するのではなく、お店に慣れてもらうことが大切です。 そして受付の実践業務から学べることは、自然な対応・お客さまの案内、これがスタッフやお客さまへの気遣いにつながります。

練習カリキュラム・技術カリキュラム

スタイリストとしてのデビューまでに学ぶ内容を紹介します。
【基本編】
・シャンプー:タオルの巻き方、バック・サイドシャンプー、マッサージ
・パーマ:ワインディング、デザイン巻き、パーマ剤塗布
・ブロー:セット完了前のブロー
・カラーリング:カラー知識、カラーカウンセリング、カラー塗布
【技術編】さまざまなカット技術の練習からパーマ技術に至ります。ウィッグ~カットモデルへ。
・カット:ワンレングス、ショート、レイヤー、メンズ
・パーマ:パーマスタイル
・セットアップ
最終的にチェックやアドバイスを受け、スタイリストデビューとなります。

数あるベストな講習会

念願のスタイリストにランクアップしました。と、ここでゴールではありません。時代に合わせた新しい情報収集や、さらにレベルアップするために、自身の向上心を加えていくことも必要です。そのためのさまざまなセミナーや講習会も多く開催されています。 そこで、お役立ちの情報を紹介します。美容師のカット技術や独立した時のマネジメントなど、多岐にわたります。
今はSNSなどで情報を発信しているところもあるので、さまざまな形でセミナーに参加できます。

美容師の指導システム・教育環境とは?

研修を終了しキャリアを重ね、スタイリストして独り立ちできるようになってから必要な資質が2つあります。
その1、柔軟性を持つことです。
・お客様の要望を一緒に考えることができる柔軟性:希望と自分の経験を上手く使いこなせること。
・聞く耳を持てる柔軟性:職場には必ず起こる不満や不平に感情的にならず対応できること。
・セカンドステージ先のお店のルールを受け入れられる柔軟性:美容師としての技術とは別に、その店のルールを受け入れていくこと。
その2、環境づくりを心掛けられることです。
・フィードバックができる環境:フィードバックを明確に伝えることができること。
・コミュニケーションをもてる環境:職場の中で確執を持たない、持たれないコミュニケーションをとれること。
・環境整備:職場の雰囲気を風光明媚に保てること。店内環境や、もちろん人間関係の健全な環境作りができること。

アシスタント~ランク別システム

練習や技術のカリキュラムを終えてから、ランク別される能力について見ていきましょう。
・アシスタント:店内の基本的な業務、各ランクの人のヘルプに入れる能力
・スタイリスト:アシスタント実務習得、基本的な技術能力、お客さまへのコンサルト再現能力・提案力、研修のファーストステップを指導できる能力
・トップスタイリスト:スタイリスト能力取得、的確なテクニックと説得力あるトーク力、顧客を獲得できる能力、研修の際に見本となる能力
・ディレクター:トップスタイリストまでの技術を確実に習得し、オリジナリティを発揮でき、企画創造ができる能力

スタイリストの指導者システム

教える側の心得として2段階のシステムを見ていきましょう。教える側のレベルや進め方もさまざまですが、教えるべきポイントは一定にしておきましょう。
1.柔軟な対応の受け答え
実務研修をもとに、各人の作業について丁寧に説明します。「やってください」だけではなく、作業の意味や目的も添えて説明しましょう。そして必ず、「よかった」や「こうしたほうがいい」などのフィードバックを行うようにしてください。
2.考える時間を持たせる余裕
実務研修の効果を高めるために、教えることや伝えることばかりにならない、バランスをとることが大切です。理解度を確認しながら、適度なタイミングで考えることを与える余裕を持ちましょう。コミュニケーションをとる場にもなります。

経営者による教育環境づくり

経営者になれば、美容師としての仕事以外に、お店のマネジメント業務をこなさなければなりません。売り上げを上げるための集客力アップ、そのための従業員の確保・士気の向上など、さまざまな課題があります。 この課題の解決策のポイントとして、職場の環境作りがカギになります。働きやすい職場・安定した給与・社会保障など、従業員の立場に立って、環境を整えていきましょう。人材を育てられる環境は定着率も上がり、顧客獲得も安定し、売り上げアップにもつながります。 経営者になると数字にばかり気になり、現場が放置状態になりがちですが、コミュニケーションを円滑にするだけでも店内事情は変わってきます。

目標をどこに定めるか!やる気と環境のマッチング


美容師は、人を幸せにする職業です。技術を持った人にしかできないクリエイティブワークです。 美容師個人も、そのための技術と目標はしっかり身につけなくてはなりません。そして、自身も幸せだと感じる環境が必要です。 どの仕事も教育を受ける期間は壁にぶつかることもあり、挫折を感じることが多いでしょう。しかし、この期間を乗り越えることは、独り立ちするために必要なこと。誰もが経験する道です。指導者になった時こそ確認してみてください。 人気美容室には、自覚を持った美容師と、盛り立てる環境が揃っています。

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