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ネイルデザインとどう向き合う?希望のデザインと円滑な経営の両立を目指そう!

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ネイルデザインは、ネイルサロンを経営するうえで切っても切れないもの。ネイルと言えば、デザイン性豊かなものを思い浮かべますし、施術するときに腕を活かせるのもそちらですが、実際に注文を受けるのは、少しおとなしいデザインのことも多いものです。お店を経営していく上で、ネイルデザインとどのように向き合っていけばよいのでしょうか?

目次
・ネイルサロンを経営するにあたってネイルデザインとどう付き合っていくか
・ネイルサロンにおけるネイルデザインについて
 ・ネイルデザインの流行はどこで入手する?
 ・お客さんの目線からデザインを考えることも忘れずに
 ・ネイルデザインを商売に落とし込むために考慮したいこと
・どんなデザインがある?押さえておきたい基本の形
 ・基本のデザインを一通り覚えたら組み合わせなどで工夫を
 ・デザインサンプルを用意しよう!
 ・持ち込みデザインについて
・やりたいネイルデザインとお店の経営の両立を

ネイルサロンを経営するにあたってネイルデザインとどう付き合っていくか


ネイルデザインは、ネイルサロンを経営するなら必ずかかわっていくものです。場合によってはお店のコンセプトすらも左右するため、決して無視できない存在と言えます。 シンプルなデザインで発色やバリエーションの豊富さなどで勝負するのか、それとも自分の得意なデザインを看板に掲げてやっていくのか…はたまた多彩なデザインに対応できる技術力を売りにするのか、開業するにあたってお店のイメージを固めるためにもしっかりと決めておきたい項目です。 自分の得意分野や、出店予定地の傾向などを加味しつつ、経営方針を固めていきましょう。

ネイルサロンにおけるネイルデザインについて

ネイルと聞くと、ストーンをはじめとした材料をふんだんに使ったデザイン性に富んだものをイメージしがちですが、実際にお店を始めると、そんな注文ばかりを受けるわけではありません。 場所や客層にもよりますが、細かくて凝ったデザインより、日常に溶け込めるシンプルなデザインのものの方が注文を受ける機会の方が意外と多いものです。そのため、あまりゴテゴテしたデザインばかりお客さんに押し付けてしまうと、偏った層しか集客できなくなります。
口コミの効果を期待するなら、あまり派手なものではなくても、写真投稿型のSNSでネイルの写真を投稿する人が多いので、写真を撮った時に「映える」ものを提供できるように意識すると効果的です。 店舗側でちょっとした撮影ブースを用意して、両手のネイルが写るように撮影してあげるサービスを展開するのもよいかもしれません。店内が暗くて十分な明るさが確保できないなどという場合は、専用の撮影ボックスも販売されています。 「映える」ものがデザインなのか、使用する素材の発色なのか、はたまた別のものなのかは、自分の得意分野と照らし合わせて決めましょう。

ネイルデザインの流行はどこで入手する?

写真投稿型のSNSでハッシュタグ検索するのがリアルタイムで流行を確認できる方法。でも、まだまだ雑誌からの情報収集をおろそかにするには早いでしょう。 特にネイル専門誌は、そのシーズンに流行っているネイルデザインだけでなく、そのネイルを施すための技術を解説してくれます。情報を集める専門家が膨大な量の情報から必要なものを拾って、特に重要なものだけ抜き出して雑誌という形にしてくれているので、お店の経営で忙しい中、情報収集する経営者の強い味方になってくれます。 取り入れたデザインをそのまま参考にするのもいいですが、自分なりにアレンジをして、ほかにないネイルを提供できるようにもしましょう。

お客さんの目線からデザインを考えることも忘れずに

持てる技術を凝縮した渾身のデザインのネイルを提供したとします。それで施術した側は満足感を得ることができますが、お客さん側からしたらどうでしょう? 来店理由が爪が薄くて、補強のためにシンプルなネイルしたいというのが主な理由の場合、ゴテゴテしたデザインのものは、どんなに手がかかっているものであったとしてもお客さんの満足感につながりません。 デザイン力の高さだけでなく、施術前にお客さんの希望をしっかりヒアリングし、求められたものを提供できるスキルも磨きましょう。

ネイルデザインを商売に落とし込むために考慮したいこと

何事でもそうですが、こだわればこだわるほどコストがかかってしまいます。たとえば材料をそろえるための金額もそうですし、見落としがちですが、一人当たりにかける時間もそうです。趣味で行う場合は自分の許す範囲でコストをかけても良いのですが、お店のサービスとして行う場合は、利益を上げる必要があります。 個人でやる場合は特に、一人当たりにかける時間を気にしましょう。ヒヤリングシートやサンプルを作成するなどして、デザインの決定までにかける時間を短縮したり、待ち時間にこなしてもらえるようにしたりといった工夫をすると時間に余裕ができて回転率を上げることができます。 逆に、一人当たりにじっくりと時間をかけて凝ったサービスをするなら、施術料金を高めに設定するなどしましょう。

どんなデザインがある?押さえておきたい基本の形

ワンカラーネイル:単色で仕上げるシンプルなデザイン。根元から爪先まで一色のポリッシュで仕上げます。1本の指だけ別の凝ったデザインにするなどのワンポイントを付けることで、メリハリのきいたネイルにすることもできます。
カラーグラデーションネイル:主に爪先から根元にかけて徐々に薄くするデザイン。色により難易度に違いがあります。単純に見えますが、きれいにベースの色となじむようにグラデーションを作るためには技術が必要なので、施術者としての腕の見せ所です。お気に入りの色があるけれど派手すぎるので使うのをためらっている…などといった場合も、控えめな印象に仕上るので挑戦しやすいといったメリットがあります。
フレンチネイル:爪先に白色を載せるデザインで、上品な印象に仕上がります。爪の根元の白い部分を残して、ベースと違うカラーを塗る逆フレンチと言われるデザインも。こちらのデザインは、カラー部分が広く取れるため、アレンジが利きやすいです。単純に思えるフレンチネイルですが、白以外の色を塗るカラーフレンチや、ネイルシールやストーンでアレンジしたものなどいろいろな種類があります。

基本のデザインを一通り覚えたら組み合わせなどで工夫を

単純そうに見える基本のネイル。これだけだと何回もお店に来てもらうにはちょっとワンパターンな気がしますよね。そこで、基本のネイルデザインを組み合わせてバリエーションを付ける工夫をしましょう。 フレンチネイルなら、色を塗る幅に変化をつけて2色塗ることでダブルフレンチと言われるデザインになります。ラメを入れて豪華な感じに仕上げるのもいいですね。色の変化で様々な印象のデザインを作ることができます。 もちろん、基本のネイル以外にも、ボーダーやドット、柄物など様々なネイルがあるので、流行や得意分野を探しつつ練習しましょう。

デザインサンプルを用意しよう!

お客さんに施術内容を決めてもらう際、写真や塗る前のジェルやポリッシュを見せるだけでは、イメージを伝えることは難しいでしょう。そんな時に助けてくれるのがデザインサンプルです。 写真と実物では微妙な色合いが異なりますし、塗る前の材料を見せても出来上がりの形や組み合わせはわかりません。ですが、デザインサンプルなら一目見るだけでその仕上がりを伝えることができます。 ネイルチップをお客さんの指に近づけて見せるなどで、施術後のイメージを具体的に持ってもらえることもメリットの一つでしょう。

持ち込みデザインについて

お店側からネイルデザインの例を提示する場合が多いですが、お客さんからこういう感じにしてほしいと提案を受ける場合もあるでしょう。 そんな時に、そのデザインにどれくらい近づけられるか、材料がない場合はどのようなもので代用するかなどの相談をスムーズにこなすには、お店にある材料をお客さんにわかりやすく提示できる仕組みを作っておくと便利です。 仕上がりの色を伝えたいなら、一色ごとにチップ塗って並べたボードなどを作ったり、材料を仕切りのあるケースにまとめて一目で見比べられるサンプルを作ったり、視覚的にわかりやすい方法がおすすめです。

やりたいネイルデザインとお店の経営の両立を


自分が好きなデザインは特に思い入れが強いので、ついついおすすめしたくなってしまいますが、必ずしもそれがお客さんの求めているものとは限りません。 技術に自信がついてくると、ついつい凝ったものや技術的に難しいものに挑戦してみたくなるかもしれませんが、独りよがりにならず、お客さんの要望のヒアリングをしっかり行うことが重要です。 自分がおすすめしたいデザイン、お客さんがやってほしいデザイン。それらと、お店の経営を円滑にするための項目とをうまく両立できるように考えながら経営方針を固め、楽しんでお店を続けていけるようにしましょう。

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