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お客様やスタッフを守るために!美容室でできるコロナ対策を紹介

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世界各国で猛威を奮う新型コロナウイルス(COVID-19)感染症は、どこに感染リスクが潜んでいるか分かりません。常にお客様の出入りがある美容室では、お客様やスタッフをコロナウイルスから守るためにも可能な限りの対策が必要です。この記事では、美容室での感染リスクを減らすためのコロナ対策をいくつか紹介します。

目次
・コロナウイルスの脅威は目に見えない!
・環境を整えて感染防止!環境面でのコロナ対策
 ・定期的な換気の実施
 ・消毒や清掃の徹底
 ・席の間隔をあける
・スタッフやお客様に対するコロナ対策
 ・手の消毒や手洗いの徹底
 ・マスクの着用
 ・体調不良や渡航歴の確認
・スタッフやお客様のために可能な限りコロナ対策を


コロナウイルスの脅威は目に見えない!できる限りの対策をしよう


世界中で猛威を奮う新型コロナウイルス(COVID-19)感染症は、日本の多くのサービス業のスタイルにも大きな影響を及ぼしています。中でもお客様と近距離で施術せざるを得ない美容室は、コロナ対策が必須の業種の一つとも言えるでしょう。
新型コロナウイルスはその姿が目に見えない分、どこにリスクが潜んでいるか分かりません。美容師自身が感染している可能性も、来店するお客様が感染している可能性も考えてコロナ対策をする必要があります。ここでは、お客様やスタッフを守るためにできるコロナ対策をいくつか紹介しましょう。

環境を整えて感染防止!環境面でのコロナ対策

新型コロナウイルスの主な感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」だと言われています。飛沫感染はすでに感染している人のくしゃみや咳・つばなどに含まれるウイルスが感染源です。感染している人が咳やくしゃみをした時にウイルスが飛散し、感染していない人がそれらを口や鼻から吸い込むことによって感染します。
一方の接触感染は、感染している人がくしゃみや咳をする時に口を手でおおった場合、その手に付着したウイルスが感染源となるのが特徴です。ウイルスが付着した手で周りにある物に触れると、触れた部分にはウイルスが付着します。ウイルスが付着している部分に感染していない人が触れることで、ウイルスが手に付着してしまい、そこから感染が広がってしまうのです。
特に接触感染の場合には、どこにリスクが潜んでいるか分かりません。日常生活の中でもドアノブやエスカレーターの手すり・電車やバスのつり革などさまざまなところにリスクが潜んでいます。
多くの人が毎日出入りする美容室では、飛沫感染と接触感染のいずれに対してもコロナ対策が必要です。コロナ対策をする上では、環境面を整えることが、感染リスクの低減につながります。ここでは、環境面でのコロナ対策方法を解説しましょう。

定期的な換気の実施

新型コロナウイルス感染症から身を守るためには、美容室の換気を徹底することも大切です。窓がある美容室の場合は、積極的に窓を開けることで換気量を増やすことができます。できれば2方向の窓を開けると、風の流れができて換気効率がより高まるのでおすすめです。また、窓が1つしかなくても、ドアも開ければ風の流れを作ることができるでしょう。
ただし、美容室の店舗の構造によっては窓が一つもない場合もあります。そのような場合でもドアを開ければ、通常よりも換気量は増加します。このように、ドアや窓を定期的に開けて、換気量を上げることがコロナ対策につながります。

消毒や清掃の徹底

たとえスタッフやお客様自身が感染していなくても、美容室に到着するまでに手などにウイルスが付着する可能性はゼロではありません。ウイルスが付着した手でドアノブや美容室の椅子などに触れれば、それが感染源になってしまう可能性もあります。
こういったところコロナウイルス感染を防ぐために有効なのが、こまめな消毒や清掃です。コロナウイルスは70%以上の濃度のアルコールを用いることで、感染力を失わせることができると言われています。また、界面活性剤を含む洗剤の使用もコロナ対策としておすすめです。アルコールや洗剤を用いた消毒・清掃を徹底することで、感染リスクの低下につなげられるでしょう。

席の間隔をあける

美容室では席と席との間隔が、そこまで広くない場合も多いかもしれません。しかし、新型コロナウイルスの感染を防ぐためには、人と人との距離を2m以上開けることが有効だと言われています。人と人とが2m以内の範囲で会話などを一定時間以上することは、感染リスクを上げる行為の一つです。
これまで隣り合う席にお客様を座らせていた場合は、席の間隔を開けることがコロナ対策につながります。移動式の席ならば2m以上間隔を開けて移動し、移動式でない席の場合はお客様同士の間隔を1席以上開けることが大切です。

人からの感染を防ぐために!スタッフやお客様に対するコロナ対策

換気の徹底や消毒・清掃の徹底といった環境面でのコロナ対策は、感染リスクの低減に効果的です。しかし、いくら環境面での対策を徹底したとしても、スタッフやお客様に対するコロナ対策が不十分では、感染リスクが上がってしまう場合もあります。
新型コロナウイルス感染症は、人によって症状の程度がさまざまです。発症してすぐに発熱や呼吸器症状などの明確な症状が出る人もいれば、コロナウイルスに感染しても無症状のまま経過する人もいます。無症状の人がスタッフやお客様の中に1人でもいれば、それは集団感染につながりかねない危険な事態です。
万が一無症状の人が美容室のお客様やスタッフの中にいたとしても、コロナ対策を徹底しておくことで感染拡大を防ぐことができます。また、スタッフ自身も症状が何もなくても、「自分がコロナウイルスに感染しているかもしれない」という意識でコロナ対策を行うことも大切です。
新型コロナウイルス感染症の感染者が増えていることで、来店するお客様も不安な気持ちを抱えている場合もあります。スタッフがコロナ対策を徹底している姿勢を見せることは、お客様の安心感にもつながるでしょう。ここからは、人からの感染を防ぐためにできる対策を紹介します。

手の消毒や手洗いの徹底

コロナウイルスはスタッフ自身が感染していなくても、通勤途中などに手にウイルスが付着している可能性があります。その手で自分の顔やお客様の顔に触れてしまうと、新型コロナウイルスに感染してしまう可能性があるので注意が必要です。
出勤時の手の消毒や手洗いを徹底することで、そのような事態を防ぐことができます。手のアルコール消毒や石鹸などでの手洗いは、手に付着したコロナウイルスを大幅に減らすことが可能です。また、できればお客様も入店時に手の消毒ができるよう、アルコールスプレーなどを設置しておくと良いでしょう。

マスクの着用

美容室では、お客様と近い距離で会話をしなければいけません。しかし会話中は目には見えなくても、つばの飛沫が飛散しています。万が一、スタッフがコロナウイルスに感染しても無症状だった場合、なにげない会話が感染源となってしまうかもしれません。
このような万が一の事態に配慮して、スタッフは常にマスクを着用するのがおすすめです。また、お客様の中にはマスクをつけたまま施術を受けたい方もいるでしょう。お客様が安心して施術を受けるためにも、お客様自身が施術中もできる限りマスクを着用できるような工夫をすることも大切です。

体調不良や渡航歴の確認

新型コロナウイルス感染症にかかると、風邪のような症状や37.5°C以上の発熱・倦怠感・息苦しさなどの症状が現れる場合があります。感染拡大を防ぐためにはスタッフに体調不良がないか、また来店したお客様に体調不良がないかをしっかりチェックすることが大切です。
また、予約時には念のためお客様の海外渡航歴を確認しましょう。なぜなら、海外から帰国したばかりの場合、新型コロナウイルス感染症に海外で感染し、潜伏期間中の場合もあるからです。2週間以内に海外渡航歴のあるお客様については、2週間後以降に予約を変更してもらうなどの対応が、感染拡大防止につながります。

スタッフやお客様のために可能な限りのコロナ対策を!


コロナウイルスはスタッフ自身がお客様に感染させてしまう可能性も、お客様からスタッフが感染してしまう可能性もゼロではありません。特に新型コロナウイルス感染症は無症状で経過する場合もあるため、症状の有無だけでは感染の有無を判断できないのが注意すべきポイントです。
美容室に来店するお客様とスタッフ、どちらも守るためには今できるかぎりの対策を講じることが大切になります。目には見えないウイルスが相手だからこそ、今できる可能な限りの対策を講じることで、感染リスクを大幅に減らすことができるでしょう。

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