美容サロン向けITソリューションサイト SCAT株式会社

美容サロンの再来店の確率はどのくらい?リピーターを増やす工夫とは

HOME > お役立ち情報 > 美容サロンの再来店の確率はどのくらい?リピーターを増やす工夫とは
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
美容サロン経営で大切なことは、たくさんの顧客を抱えることです。新規の顧客へのアプローチはもちろん大切ですが、リピーターをどれだけ増やせるかが安定した経営に大きく影響します。再来店の確率を上げるためには、働く美容師一人ひとりの意識やモチベーションを高めることが重要です。また顧客に対するホスピタリティも忘れないようにしましょう。

目次
・美容サロンを成功させるもっとも大切なポイントは
・再来店の確率を詳しく分析する
 ・新規顧客の再来店率
 ・メニュー別の再来店率
 ・客層による再来店率
・顧客の再来店率を上げるには?
 ・カウンセリングを丁寧に
 ・次の予約を入れておく
 ・DMを送る
・美容サロンの再来店の確率を上げるのは美容師次第!

美容サロンを成功させるもっとも大切なポイントは


美容サロンが日本全国にたくさんあることは、美容師なら誰もが知っていることです。また、多くの美容師が自分の美容サロンを持ちたいという夢を持っています。同業他社に負けない美容サロンを経営していくためには、カットやカラーなどの技術とセンスはもちろん、多くの顧客を抱える必要があります。
美容サロンをうまく経営できる程度の顧客数は、何人の美容師を雇って店を回すかにもよっても違います。常に新規顧客を開拓することと定期的に美容サロンを訪れてくれるリピーターの数を増やしていくことのバランスが取れると、安定した経営ができます。新規顧客は次また来てくれるかわかりませんが、リピーターは次も同じ美容サロンに来てくれる可能性が高いので、多くのリピーターを確保することは美容サロン経営に欠かせないといえるでしょう。

再来店の確率を詳しく分析する

美容サロンの再来店率が低いと悩んでいるところには、いくつかの共通点があります。まず美容サロンをオープンするときに、周辺の環境を見て、歩いている人の客層などもチェックしてコンセプトを決めているはずです。しかしターゲット層を絞ったはずなのにメニューや内装などどこかがターゲット層とずれてしまっていると、来店した顧客はなんとなく違和感を覚え、同じ美容サロンにまた行こうという気持ちが薄れてしまいます。たとえば、家族が住む住宅街の美容室なのに、10代や20代向けのレイアウトの美容サロンはしっくりきません。
また、初めて来店した顧客が満足して「またここに来たい」と思うようなサービスを提供する必要があります。再来店したくなるよう、顧客の悩みや希望をしっかりヒアリングして、サービスではなく感動を与えるくらいの満足度を提供しなければいけません。
まずは自分の美容サロンでは、どのくらいの顧客が再来店してくれるのかを詳しく分析しましょう。顧客の再来店の確率がわかると、どのようなプロモーションを行えばリピーターが増えるのか、ターゲットにするべき客層やキャンペーン、サービスの内容などが具体的にわかってきます。

新規顧客の再来店率

新規顧客がどのくらいの確率で再来店しているのか調べてみましょう。新しく自分に合う美容室を探して来てくれる新規の顧客は、来店して満足すればリピートしてくれる可能性がとても高いです。再来店率は、リピートしてくれる顧客の数を美容サロンに来てくれるすべての顧客数で割り、100をかけたもので出せます。各美容サロンの平均再来店率は、いつも来てくれる顧客が90日間で70%再来店、新規の顧客なら90日間で30%です。
新規顧客の方がリピート率が低い傾向がありますが、自分の美容サロンの新規顧客再来店率が平均の30%以下を下回っている場合、何らかの対策をすぐに取る方がいいでしょう。1回目で来なくなる顧客は、クーポンや割引などが目当てです。2回来店したのにもかかわらず来なくなる顧客は、美容サロンのメニューや技術、サービスなど何かに不満があり来なくなったと考えられます。

メニュー別の再来店率

カットやパーマ、カラー、ヘッドスパなどのメニュー別の再来店率も出してみましょう。特定のメニューの再来店率が低い場合は、見直しが必要です。価格設定が高い、技術力が低いなど美容サロンで改善できることはどんどんしていきましょう。また、カラー剤やパーマ剤を変えてみたり炭酸シャンプーを全メニューにつけたりするなど、価格を下げなくてもメニューの内容を充実させるやり方で再来店率をあげられる場合もあります。
失客するメニューに来店した合計の数をかければ、顧客が来なくなるきっかけになるメニューもわかります。

客層による再来店率

客層から再来店率を割り出してみましょう。年代や男女の性別で再来店率を比べれば、どの世代、性別の顧客が多いのかわかります。美容サロンの雰囲気やイメージなどとつながる大切な情報です。再来店率の高い客層を狙ったキャンペーンやクーポンなどで売り上げアップを狙ってもいいですね。
また、スタッフ別の再来店率も出したほうがいいでしょう。ついているお客が少ないスタッフを見つけるためではなく、それぞれのスタッフで再来店率の高い客層やメニューがわかれば、新規の顧客を誰に担当させると再来店につながりやすいのか見えてきます。また、カラーやパーマなどスタッフの得意なメニューにリピーターが多いことがわかれば、その技術を店内で共有してスタッフ全員のスキルをあげることもできます。

顧客の再来店率を上げるには?

自分の美容サロンの再来店率を詳しく分析したら、その結果を活かして再来店率をあげる対策を取りましょう。再来店率が低いということは、ほかの美容室に顧客を取られていることになります。まず、周辺の美容サロンをいろいろ調べてみましょう。各サロンのコンセプトやターゲット層、メニュー、料金などをチェックしてみます。スタイリングなどは、ホームページやInstagramなどで見られるでしょう。
どんなスタイリストがいるのか、得意としているメニューは何かなどもチェックしてください。Googleマイビジネスなどで、実際に他社の美容サロンに行った人の口コミなども見ておきましょう。同じ市内や県内などの美容サロンを調べて、自分の美容サロンが他社よりも優れているか、優れていないならどこを中心に改善していけばいいのか検討してください。
また、いますぐにできる再来店の確率をあげる方法も忘れずに行いましょう。

カウンセリングを丁寧に

カウンセリングは丁寧に行いましょう。特に新規の顧客は、ほかの美容サロンでは満足できないため足を運んでくれたのです。顧客の希望、悩み、髪質や肌質なども詳しく聞きます。パーマやカラーの場合は、使用する前にどんなものを使うのか説明するといいでしょう。施術に入る前やシャンプーのときなどの声がけも必要です。
丁寧で顧客に対するホスピタリティを感じるカウンセリングを行えば、顧客満足度も高くなるうえ、ほかの美容サロンとの差別化をはかれます。リピートしてくれている顧客でも、季節ごと、またはそのときの髪やコンディションによって悩みが違うので、必ず最初にヒアリングを行ってください。

次の予約を入れておく

簡単なことですが、次の予約を来店したときに入れておくと再来店の確率もあがります。ショートカットの人やパーマ、カラーをしている人などは、定期的に美容院でお手入れをする必要があります。ちょうど美容サロンに来たくなる頃を見計らって予約の話を促すといいでしょう。1か月、2か月先の予約はキャンセルになることもありますが、声がけしてください。

DMを送る

来店してくれた新規顧客にはDMを送りましょう。しつこくない程度に送ってください。来店後ひと月を目安に、ヘアの状態はどうか尋ねるDMや2回目の割引、誕生月に使えるクーポンなどをDMで送ってもいいですね。新規顧客を獲得するよりもリピーターを作る方がコストも低く抑えられるので、ぜひこれらのフォローは行っておきましょう。

美容サロンの再来店の確率を上げるのは美容師次第!


美容サロンの再来店の確率は、新規顧客の方がリピーターよりも低くなります。それだけ、新たに来てくれた顧客を繋ぎ止めて2回目、3回目の来店に繋げるのは難しいといえるでしょう。しかし、自分の美容サロンの再来店の確率をさまざまな角度で分析して、メニューや料金の改善、スタッフの研修などを重ねていけば、ターゲットにあった美容サロンを作れます。
来てくれた顧客に「またここに来たい」と思わせるような、サービスを提供しましょう。

美容室の顧客管理・経営・販促に関するご相談はサロンPOSシステムのSCATへ
お問い合わせはこちら
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

まずはお気軽にご相談ください

お電話でのお問い合わせはこちら

03-6809-3260

受付時間:9:00~18:00(土日祝日は除く)

※お客様応対の品質向上及び通話内容の確認のため、
録音する場合があります。

LINEでのお問い合わせはこちら

お問い合わせ・資料請求