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目次
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| ・アイサロン開業には保健所への届け出が必要！気になる内容とは？ ・アイサロン開業で保健所に必要な手続きの内容 ・美容所開設届の提出 ・アイサロンに必要な設備の準備 ・保健所職員の実地調査 ・保健所以外に必要なアイサロン開業の手続きや準備 ・美容師免許の取得 ・税務署への届け出 ・アイサロンオープンに向けた宣伝 ・アイサロンを開業したい方は保健所や税務署への手続きは忘れずに！ |
アイサロン開業には保健所への届け出が必要！気になる内容とは？
アイサロンを開業するには、保健所への届出が必須です。保健所へ手続きをしないまま開業すると、摘発される恐れがあるので注意しましょう。アイサロンはほかの美容サロンに比べて、比較的少ない費用で開業できます。助成金なども利用すればアイサロン開業の夢を現実のものにできるかもしれません。
間違った形でアイサロンを開業することがないよう、きちんと手続きの内容や方法を学んでおきましょう。今回は「アイサロン開業に必要な保健所の届出の内容」について詳しく紹介します。独立を目指している方は、ぜひ参考にしてください。
アイサロン開業で保健所に必要な手続きの内容
アイサロンを開業するには、まず必要な設備や内装の準備を整えます。保健所の職員が実地検査でアイサロンの環境をチェックし、初めて開業の許可が下ります。設備等の基準は各自治体によって異なるため、あらかじめアイサロンを開業する場所を管轄する保健所に問い合わせましょう。開業の許可の基準を知らないまま設備や内装を整えると、基準を満たない部分はやり直しが必要となる場合があるので注意が必要です。保健所の実地検査では、床面積や椅子の台数、照明や換気設備のチェックを行います。アイサロンの環境整備は補助金や助成金の申請にも必要になるため、開業前にきちんとチェック事項や必要な設備などを確認しておくことをおすすめします。また、保健所の職員による実地検査は開業の数日前までに済ませなければなりません。開業を決めている方は、お店のオープン日に間に合うよう日にちを逆算して行動してください。
保健所の手続きを済ませる期限も各自治体によって異なる場合があるので、設備の認定基準と合わせて確認しましょう。保健所の届出内容について詳しく紹介しますので、開業を検討している方は以下の3つのポイントを参考にしてください。
美容所開設届の提出
アイサロンを開業するには、美容サービスを提供する場所を認めてもらう「美容所開設届」を保健所に提出します。書類に必要事項を記入し、後日行われる保健所の職員による実地検査をクリアすればアイサロンの開業が認められます。実地検査では、アイサロンの衛生管理がきちんと行われているか、安全に施術を行えるかなど、運営していく上で基本的な項目をチェックします。はじめてアイサロンを開業される方は、保健所が提供しているパンフレットや手引きを確認して環境整備を行ってください。パンフレットや手引きはインターネットでもダウンロードできるので、開業場所を管轄する保健所の公式ホームページをチェックしましょう。
アイサロンに必要な設備の準備
アイサロンを含む美容サロンの作業場は「美容の業務を行う1作業室の床面積は、13平方メートル以上であること」と定められています。十分なスペースを確保するなどしながら、安全に施術が行える環境を整えましょう。衛生管理をきちんと行うために消毒設備の設置も必要です。床材や腰板の材質はコンクリートやタイル、リノリュームなどの板等不浸透性材料の使用を求められる場合もあります。また、作業場の照明は100ルクス以上であることなど、アイサロンの設備は細かなチェック項目をクリアする必要があります。アイサロンの規模や管轄する保健所の規定によっても内容は異なるので、開業を考えている方は事前に確認しておくと安心です。
保健所職員の実地調査
保健所の職員がアイサロンの設備や環境をチェックし、問題がなければ美容所登録が完了です。はじめてアイサロンを開業する方は実地検査に緊張するかもしれませんが、規定通り設備や環境を整えておけば条件はクリアできます。心配な方は、その都度保健所の職員に相談しながら設備を整えていくと安心です。万が一、実地検査の基準を満たさなかった場合は再検査となります。検査に引っかかってしまってもやり直すことはできるので、保健所の職員のアドバイスも参考にしながら焦らずゆっくりと開業の準備を進めてください。
保健所以外に必要なアイサロン開業の手続きや準備
アイサロンを開業するには、保健所への届出のほかに必要な手続きや準備がいくつかあります。気持ちよくオープン日を迎えるためにも、しっかりと開業までの流れを把握しておきましょう。アイサロンの開業には大まかに「美容師免許の資格取得」と「保健所への美容所開設届の提出」が最低限必要です。開業後は所得税や消費税といった国税のほかに、個人事業主として個人事業税を支払うことになります。少しでも税金の支払いを抑えたい方は、税務署に開業届を提出することをおすすめします。開業届を提出すると青色申告が可能となり、赤字を3年繰り越せたり、税所得控除を受けられたりするメリットがあります。開業届は特に難しい手続きではないので、アイサロンを開業する方は詳しい仕組みについて調べておきましょう。
また、アイサロンの開業はゴールではなく、スタート地点と理解することも大切です。開業しても集客ができず、売り上げを確保できなければアイサロンを維持できません。オープン前にアイサロンを宣伝するなどしながら、経営者として顧客を増やす努力をしましょう。アイサロン開業に必要な手続きや準備を詳しく紹介しますので、開業を目指している方は3つの要点を参考にしてください。
美容師免許の取得
アイサロンを開業するには、美容師免許の取得が必須です。資格がないまま手続きを行っても、保健所から開業許可はもらえません。仮に無免許かつ無認可の状態でアイサロンを開業すれば、最悪の場合は逮捕となるので注意してください。美容師免許は国家資格で、専門学校で取得が可能です。通信での資格取得も可能なので、アイサロンを開業したい方はまず美容師免許を取得しましょう。ただし、オーナーとしてアイサロンを経営する場合は、雇用しているスタッフが美容師免許を取得していれば開業が可能です。経営者としてアイサロンを開業したい方は、あらかじめ必要な書類や手続きを保健所に確認しておきましょう。
税務署への届け出
アイサロンを開業する際、税務署へ「開業届」を提出することをおすすめします。正式には「個人事業主の開廃業届出書」と呼ばれる手続きですので、届出を考えている方は覚えておきましょう。開業届は必須ではありませんが、届け出るメリットが多いのでほとんどの方が開業届を提出しています。開業届を出すことで青色申告が可能となり、経費を算出するなどをしながら節税ができます。屋号を使った銀行口座の開設も可能となるので、アイサロンを開業する方は、税務署へ開業届を提出してはいかがでしょうか。開業届の提出はアイサロンを開業してから1か月以内に行ってください。
アイサロンオープンに向けた宣伝
アイサロンを開業する方は、お店のオープンに向けて宣伝を行いましょう。近所にチラシを配ったり、インターネットで宣伝したりと、利用者を集める努力をすることが大切です。せっかく念願のアイサロンがオープンしても、顧客がいないと売り上げが上がらず商売にはなりません。資金繰りが苦しくなると閉店せざるを得ない状況になってしまうので、お店の宣伝には力を入れましょう。優良なアイサロンと宣伝して集客する方法もおすすめです。美容師免許のほかに民間資格である「アイデザイナー技能検定」や「まつ毛エクステンション技能検定試験」などを受験して、技術力をアピールしてみてはいかがですか。
アイサロンを開業したい方は保健所や税務署への手続きは忘れずに！
アイサロンは資金さえあれば誰でも開業できると考える方もいますが、保健所への届出など必要な手続きはたくさんあります。必要書類の提出を怠ったり、実地検査を受けないで勝手に開業したりすると摘発される可能性があるので注意しましょう。利用客に安心して通ってもらえるアイサロンを目指すためにも、保健所の指示を受けながら気持ちよくお店を運営してください。
これからアイサロンを開業する方は、税務署の手続きなども参考にしながら憧れの自分のサロンを作り上げていきましょう。手続きの詳しい方法や内容については、各保健所の公式ホームページや相談窓口へ問い合わせてみてください。
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