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キャッシュレスのメリット・デメリットを徹底解説!

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キャッシュレスとは現金を使用せずにクレジットカードや電子マネーなどで会計をする決済方法を指します。世界的に見ると、日本はキャッシュレス決済の普及が遅れています。世界各国のキャッシュレス決済比率を見てみると、韓国で96.4%、イギリスで68.6%、中国で60.0%になりますが、日本は19.9%という低さになります。
今回はそんなキャッシュレスのメリットとデメリットについてお話していきます。

目次
・キャッシュレスの種類
 ・キャッシュレス決済のメリット
 ・キャッシュレス決済のデメリット
・導入すべきか、キャッシュレス決済

キャッシュレスの種類

国や地域によって違いがありますが、これまではクレジットカードでの支払いが主流で、スマートフォンの普及とともに電子マネーでの支払いが広まりつつあります。キャッシュレスにはどのような種類があるのか見ていきましょう。キャッシュレス決済には以下の種類があります。

・クレジットカード
日本のキャッシュレス決済の9割を占めるのがクレジットカードです。
後払いでお買物やサービスの支払いが可能なカードのこと。現金を持っていなくても支払いができ、電子マネーと違い、多くの場所で使えて、利用金額に応じてポイントが貯まる点が特徴です。

・電子マネー
決済端末にカードをかざすだけで素早く支払いができるのが電子マネーです。電子マネーには、Suicaなどの「交通系」、WAONやnanacoなどの「流通系」をはじめとした現金チャージ型の前払い式とクレジットカードを登録する後払い式があり、基本的に審査がなく、使い勝手が良い点が特徴です。ですが、あらかじめチャージしている分しか支払えないので、高額決済には向きません。

・スマホ決済
スマホ決済とは、スマートフォンを使用して決済を行う方法です。
支払いの際に現金ではなく、スマホを専用端末にかざしたり、アプリを使ったコード決済を行います。

・コード決済
コード決済は、スマホにQRコードやバーコードを表示させて決済を行う方法です。言い換えればスマホ決済の一つということです。スマホ決済との違いは、自分のスマホに表示させたQRコードやバーコードを店側に読み取ってもらう(ストアスキャン方式)、または店側のQRコードやバーコードを自分のスマホで読み取る(ユーザースキャン方式)です。事前に決済用の銀行口座やクレジットカードの連携や現金をチャージしておく必要があります。
参考までに、現在利用しているQRコード決済サービス上位5社になります。
1位・・・PayPay 34.8%
2位・・・楽天PAY 13.2%
3位・・・LINEPay 12.6%
4位・・・d払い 10.3%
5位・・・メルペイ 8.5%
※三菱UFJニコス調べ(2019年12月)

キャッシュレス決済のメリット

キャッシュレス決済のメリットは多数あります。利用者側にメリットがあることはもちろん、キャッシュレス決済の狙いは生産性の向上も目的となりますので、事業者側にも確実に大きなメリットがあります。 
(利用者側のメリット)
・ポイントが貯まってお得
・支払いがスピーディー
・現金を持ち歩く必要がない(盗難や紛失の不安が解消)
・お金の管理がわかりやすい
・ATMの手数料がかからない
では、店舗側からみるメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
(店舗側のメリット)
・単価の高い顧客の獲得&利用回数のアップ
給料日前などでもお財布の中身を気にせずに、行きたい時に行けたり、メニューの追加をしたりすることができるようになります。
・会計にかかる時間削減によりサービスに集中できる
人件費の削減や会計にかかる時間を削減できたことで、その分サービスに時間を費やせるといった、導入がプラスに働く店舗もあります。
・増税後の消費行動の変化に対応できる
「キャッシュレス・ポイント還元制度」によりお客様の消費行動として、ポイント還元が利用できる期間内に一度はお店に行こうと思ってくれる。
・レジ業務におけるミスの防止・効率化
レジ業務において、釣銭の渡し間違いやそれらの時間を削減でき会計業務の効率化がはかれます。
・盗難・横領被害の減少
キャッシュレス化は犯罪抑止にもなります。現金は強盗や盗難のリスクが非常に高いのに対して、キャッシュレス決済はリスクがありません!実際に海外では、強盗被害件数が減少した事例があります。

キャッシュレス決済のデメリット

美容室にキャッシュレス決済を導入した時のメリットは前述した通りですが、もちろんデメリットもあります。
・手数料
決済には手数料がかかります。各種サービスの加盟店の手続きが必要になり、決済額から手数料3~5%を支払わなくてはなりません。現金決済よりも、決済手数料の負担により利益が少なくなります。
・手元資金の減少
売上の発生から現金化までに時間がかかります。入金までは現金が少なくなるので、固定費やその他の経費への対応に現金の管理をしなくてはなりません。
・複数のキャッシュレス決済の対応
年代・性別・ライフスタイルにより、さまざまなキャッシュレス決済が台頭していくことが予想されます。 例えば、
社会人・・・何かと便利なクレジットカードなどのカード決済
若い世代・・・使い慣れているスマホ決済
主婦や学生・・・気軽に持てるSuicaやPASMO、nanacoなどの電子マネー決済
を利用するのではないでしょうか。

導入すべきか、キャッシュレス決済

これまでお話してきた通り、キャッシュレス決済にはメリットとデメリットがあります。しかしお店にとっても、今後の日本のキャッシュレス化の流れをしっかりと把握しておく必要があると思います。加えて、「キャッシュレス・ロードマップ 2019」においては、乱立するQRコード決済の標準化に向けた動きも、より活発にしていく旨が記載されています。
近年、キャッシュレス化の推進に伴い、さまざまなキャッシュレス決済方法が乱立しています。その中で互換性が取れない事態も起きておりますが、そのような事が是正され、キャッシュレス決済の互換性が増せば、人々が自分の好きなキャッシュレス決済を、どの店舗でも自由に使えるようになります。そうなれば、店舗側にとってもキャッシュレス決済を導入するメリットがますます大きなものとなり、その価値を向上させてくれると思います。
以上の事を踏まえると、メリットがデメリットを上回ると考えられますし、これからの時代必ずキャッシュレス決済は必要なものになると思います。

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