目次
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・クーポンサイトがあるから予約システムはいらない? ・クーポンサイトと予約システムの違い ・営業時間外でも予約ができる ・空き時間がわかることでスマートな予約が可能 ・ドタキャンも減って定着率UP ・予約システムを美容サロンに導入するには ・予約システムの導入方法 ・予約システムの導入にはいくらかかる? ・SEO対策で集客UPが見込める ・予約システムを上手に活用しよう |
クーポンサイトがあるから予約システムはいらない?
大前提として、既に大手クーポンサイトを利用している美容サロンは多いでしょう。新規のお客様は最初に大手クーポンサイトを利用するという方も多いので、利用しない手はないはずです。そのクーポンサイトに予約機能があるわけですから「あえてお金をかけて予約システムを導入しなくてもいい」と考えている美容サロンも存在するでしょう。しかし、予約システムを導入しないことで多くのチャンスを失っているかもしれません。コンビニよりも数が多い美容サロンの世界では、予約システムを上手に活用することで、他店と差がつけられる可能性があるのです。
クーポンサイトと予約システムの違い
大手クーポンサイトは高い知名度があり、新しいサロンを探しているお客様は、最初にクーポンサイトを利用するという方も多いので、多くのサロンが利用しています。多くのクーポンサイトには予約機能があるので、「あえてお金をかけて予約システムを導入しなくてもいい」と考えている美容サロンも存在するでしょう。しかしクーポンサイトを通じて流入するお客様のリピート率は、実は20%~30%と言われています。お店にとって経営の要である固定客を増やすためには、クーポンサイトとの差別化が必要となるのです。予約システムではお店独自のアプリ機能と連携ができますので、次回来店時に貯まるポイント発行機能を掲載したり、即時予約をしたりできるようになります。またクーポンサイトに掲載しているクーポン以外に「2回目以降もお得になるクーポン」やポイントを設定することで、リピーター客の増加も見込めます。
さらにクーポンサイトで補えない大きなポイントとして、基本的には「顧客管理」「売上管理(レジとの連携)」もできるシステムが多いことが挙げられます。会計のデータから顧客管理まですべてデータベースで蓄積されますから、分厚いファイルをお店に置いておく必要もなくなり安全です。
営業時間外でも予約ができる
予約システムの場合、細かい時間別・スタッフ別の予約管理が可能で、リアルタイムの更新ができるようになります。即時予約が可能になるため、当日予約もネットで対応可能となり、クーポンサイトにある「お店に直接ご連絡ください」や「仮予約」の状態がなくなります。特に仮予約については、サロンからの電話連絡が必要ですので、つながらなかった場合は時間とチャンスをロスしてしまいますが、こうしたロスも減少します。もちろんクーポンサイトとの連携も可能で、システムによって一元管理されるので、二重予約になることはありません。
空き状況がわかることでスマートな予約が可能
お客様にとって、これまでの予約は手間とお金をかけるものでした。サロン側としても、お客様はお店の営業時間内に合わせて予約の電話をかけてきてくれているのに、スタッフの空き状況を確認するために電話を保留にしてお待たせするのも申し訳ないですよね。数十円の単位ではありますが、電話代もお客様側に負担して頂くこととなります。予約システムは、スタッフ別の空き状況を表示させることが可能なので、お客様は24時間いつでもどこでも予約を無料ですることができます。お店側はチャンスロスの減少になり、施術中のお客様をお待たせすることも減少するでしょう。
ドタキャンも減って定着率UP!
お店側の問題点の一つとして出てくるのが「ドタキャン」。予約管理システムでは、顧客管理情報と一体化しているので、リマインドメールを送ることができます。お客様ごとにメッセージの内容を変更して送ることができるので、あたたかみのある印象に変えることもできるのです。またシステムによっては「予約キャンセル」機能や「受付内容の変更」を搭載しているものもありますので、予定の変更により急遽サロンに来られなくなってしまった場合も、お客様側で迅速にキャンセルができ、来店時間の変更や施術内容の変更もネットからできるようになります。予約システムを美容サロンに導入するには?
何に関しても言えることですが、これまでの仕組みを変更するというのは大変なことです。特に、システムを導入する場合は、機械の操作方法などをすべてのスタッフに浸透させなくてはなりません。予約管理システムは一元管理で様々な機能を搭載している反面、管理画面をタイムリーに確認する必要があります。レセプション担当の人を置いていない場合も多くあるかもしれませんが、予約システムの通知に対応出来ることは必要になってきます。そして、予約システムを運用ベースにするために、「システムに詳しい人」を育成することも重要です。システムの使用方法など、質問ができる環境が整っていると、システムの浸透が早くなります。一方、便利なシステムではありますが、自身のお店に本当に必要な機能と不要な機能の切り分けをしっかり行うことも大切です。大は小を兼ねるとはいいますが、予約システムは搭載機能が多くなるとその分費用が高くなる傾向があります。せっかくの機能も、運用に組み込めないとそれは「無駄」になってしまいます。自身のお店の運用をしっかり見直し、導入できる環境づくりを行うことが何よりも大切です。
予約システムの導入方法
まずは、既存のお客様にシステムの変更について周知する期間が必要になります。紙のポイントカードを利用している店舗は、スマホのアプリに移行する手順などをお知らせする必要もありますね。その期間中に、タブレット端末にシステムの構築に必要なアプリケーションをインストールし、実装に向けて細かな設定をしていきます。しかしこの構築作業はかなりの労力を要する場合があります。本業であるサロンの仕事の片手間にはいかないことも。予約システムに、サポートが付いていない場合は、最悪導入の時点でつまずいてしまうケースも多々ありますので、ご注意を。
予約システムの導入にはいくらかかる?
結論から述べると、システムによって異なります。初期費用が無料のものもあれば、初期費用だけで60万円を超える高額な商品もあります。その差は、搭載している機能の差と、サポートが付いているか否かです。低価格というだけで商品を決めてしまうと、サポートが全くなく導入の時点で困ってしまったり、導入してみたものの自身のお店の運用にあっていない、機能が不足している、という状況に陥ってしまったりするケースもあります。予算を決定したうえ、お店の運用にあうシステムを選ぶことが重要です。SEO対策で集客UPが見込める?
SEOという言葉をご存知でしょうか。SEO対策とは「検索エンジン最適化」を指すのですが、簡単にいうと「googleなどの検索エンジンで、検索ワードを入力したときヒットしやすくする対策」です。ヒットする、すなわち多くの人に見てもらえる、それは集客率UPにつながります。そのSEO対策は、クーポンサイトではできません。なぜなら、クーポンサイトは会社の名前を広めるために作られているサービスであるからです。SEO対策は個人のHPやSNSの導線を上手に貼ることで可能になります。こうした部分は専門であるサポートの人に任せるのが効率的といえるでしょう。予約システムを上手に活用しよう
たかが予約システムではありません。予約システムを上手に使うことで、サロンの宣伝効果にもつながり、固定客の増加や新規のお客様の流入増加が見込めます。使い方次第では、今後のサロンの経営状態を大きく変える可能性をたくさん秘めているのです。システムが苦手な方であっても、サポートを活用すればお店の運用状態を変えていくことは可能です。今や10代の高校生でもネットを使いこなす時代になっています。その時代の流れに遅れてしまわないよう、前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
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