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美容サロン独立開業のための資金はいくら必要?資金の調達方法も解説

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美容サロンを独立開業する際には、物件の取得費用や内装工事費、材料や設備費などの初期費用、当面の運転資金などさまざまな費用が必要となります。自己資金以外にも、日本政策金融公庫や銀行から借り入れて資金の準備ができます。開業を考え始めたら早めにかかる費用を算出し、ベストな調達方法を考えましょう。

目次
・美容サロン独立開業にはいくら必要か?
・美容サロン独立開業にかかる費用
 ・物件取得費用・内装工事費
 ・運転資金・広告宣伝費
 ・美容器具・材料・設備費
・美容サロン独立開業の資金調達の方法とは?
 ・自己資金
 ・日本政策金融公庫からの借り入れ
 ・銀行からの借り入れ
・美容サロン独立開業にかかる費用を明確にして、資金調達方法を考えよう!

美容サロン独立開業にはいくら必要か?


美容師としてのキャリアを積んでいく中で、そろそろ自分の美容サロンを開業したいと考える方は多いでしょう。独立するにあたって、美容サロンの場所や名前、内装などいろいろと考えていると楽しくなりますよね。ただし、夢を実現するためには、開業資金が必要です。何にどのくらいの費用がかかるのか、前もって調べて把握しておくことが大切です。
開業にかかる費用をすべて自分で用意するのは難しいので、自己資金が足りない方は金融機関に相談に行くのがおすすめです。ここでは美容サロンの開業費用について、資金の使い道や調達方法などを含め紹介します。

美容サロン独立開業にかかる費用

美容サロンの開業資金といっても、漠然としていてなかなかイメージが湧かないかもしれません。美容サロンの開業資金は、設備資金と運転資金に分かれます。設備資金は、テナントの所得費用や機材の導入費、サロン内に置く物の費用などです。運転資金は、美容サロンを開業した後に日々経営をしていくために必要な資金です。
設備資金は、美容サロンを開業する場所や店舗の広さ、機材の種類により費用が変わります。運転資金は、毎月支出される固定費により変動します。また、開業時から自分以外にもスタッフを雇用する場合、スタッフの人件費を含め運転資金を多めに確保しておくことが重要です。運転資金は、月の固定費の少なくとも3か月分、できれば6か月分は確保しておくとよいでしょう。さらに、売上のほとんどが最初は固定費にまわると考え、自分の生活資金は別で確保しておきます。
一般的に美容サロンの開業にかかる費用は、設備資金・運転資金合わせ1,000万~2,000万円とされています。美容サロン開業にかかる設備資金・運転資金の詳細について、詳しく把握しておきましょう。

物件取得費用・内装工事費

美容サロンの開業において、ほとんどの方がテナントを借りて店舗を構えることを考えるでしょう。そのテナントの契約にかかる費用が物件所得費用です。物件所得費用には、前家賃・店舗保証金(敷金)・礼金・仲介手数料などがあります。テナントを契約するときには、これらの合計値として、家賃の6か月分~12か月分を用意しておきます。
また、テナントの契約を終えると、次に内装工事が必要となります。内装工事は、天井や床の造作、給排水設備や電気、ガスなどの設備工事も含まれます。内装工事は設備費用の中で大きなウエイトを占めますが、居抜き物件で開業すると、内装工事費を抑えられます。

運転資金・広告宣伝費

美容サロンの経営において、運転資金の確保は重要です。現在勤めているサロンの顧客が開業後についてくるなど、当初からある程度の売り上げが見込める方でも、運転資金の確保は必ずしておきましょう。
運転資金の中には、毎月の家賃や水道光熱費、スタッフの給料、インターネットなどの広告宣伝費など毎月かかる固定費が含まれます。さらには、美容サロンを毎月経営していくと、シャンプーやトリートメントなどの消耗品の経費が必要です。固定費の3か月~6か月分は、開業後の運転資金として確保しましょう。また、これ以外に自分の生活費がかかるので、開業資金とは別で確保が必要です。

美容器具・材料・設備費

美容サロンで欠かせない美容器具や材料にかかる費用は、店舗の規模が大きくなるほど増えます。美容器具や材料を揃えるときには、美容サロンのコンセプトを考えて選ぶとよいでしょう。また、美容器具を最初から買い揃えるのが難しい方は、リースや割賦契約で購入できる商品もあります。
美容サロンを経営するのに、美容器具以外にもパソコンや洗濯機、レジや電話などさまざまな設備が必要です。これらをすべて新品でそろえると、資金を圧迫します。アウトレット品やリサイクル品なども活用し、上手に経費を抑えていきましょう。

美容サロン独立開業の資金調達の方法とは?

美容サロンの開業にかかる設備資金と運転資金を考えると、開業にかかる費用がある程度見えてきます。美容サロン開業にかかる費用が把握できたら、次は資金調達です。今の生活をしながら、開業費用を貯めていくのが不安という方もいるでしょう。全ての費用を自己資金から出すのは、簡単なことではありません。家族や友人から出資を協力して資金を確保する方法もありますが、なかなか頼みづらいものです。
開業資金の調達方法として、自己資金以外にも日本政策金融公庫や銀行から借り入れる方法があります。日本政策金融公庫や銀行は、開業する方に対して積極的に低金利で融資をしてくれます。ただし、ある程度の自己資金がないと融資してくれません。また、開業予定地の仮押さえや事業計画書の作成が必要となり、審査では開業に対する熱意などがチェックされます。融資の審査では、担当者の方の面談があるので、聞かれたことに自信を持ち受け答えすることが重要です。開業費用の中の自己資金割合がどれくらい必要なのか事前に調べ、安定した経営をするうえで重要なことを考え、計画的に開業費用の確保をしましょう。

自己資金

美容サロンの開業費用の確保において、まずは自己資金を貯めることが重要です。融資を受けずに自己資金だけで開業できればいいですが、すべての費用を自己資金のみで賄うのはなかなか現実的ではないでしょう。また、なるべく現金を手元に置いておくことが、経営するうえで重要です。ある程度自己資金に余裕がある方でも、融資を検討するのがおすすめです。
融資を受ける場合でも、必ず自己資金の有無は確認されます。毎月コツコツとお金を貯めておくと、計画的に開業の準備を進めていると見られ、銀行側の評価が高くなります。

日本政策金融公庫からの借り入れ

日本政策金融事は、日本政府出資の金融機関です。国が100%出資をしていて、銀行よりも低金利で、無担保や無保証人の融資があります。まだ実績がない創業時でも、他の銀行と比べ融資が受けやすいのが特徴です。
日本政策金融公庫からの借り入れに、開業予定地の仮押さえや自己資金を用意すること、事業計画書をつくることなどの条件があります。日本政策金融公庫からの借り入れをする場合は、事前に開業計画を立て、開業後の安定した経営をするための施策も考えたうえで審査に望みましょう。

銀行からの借り入れ

日本政策金融公庫だけでなく、地域の銀行も創業時の融資をしてくれます。銀行は創業融資に積極的でないというイメージをお持ちの方もいるでしょう。しかし、現代では信用保証協会のサポートを得ながら、創業に対して融資をしてくれる銀行が増えています。日本政策金融公庫に負けない低金利の銀行もあるので、開業時に融資を受ける方は、銀行からの借り入れも視野に入れて計画を立てましょう。
銀行からの借り入れを受けるときも、事前に開業予定地の仮押さえや自己資金の確保、事業計画書の作成が必要になります。計画的に開業準備をしていきましょう。

美容サロン独立開業にかかる費用を明確にして、資金調達方法を考えよう!


美容師としてキャリアを積み、独立して美容サロンの開業を考えている方は、事前準備をしっかりと行うことが大切です。美容サロンの独立開業において、まず重要なのがコンセプト作りです。どのようなお客様に来てもらいたいか、ニーズに応えられる商品は何かを明確にし、ペルソナに合った店舗内の雰囲気を考えましょう。店舗のイメージが固まったら、設備費用や数か月分の固定費用はどれくらいかかるのか計算して、資金確保をすることが重要です。
開業費用を準備するには、自己資金だけでなく政策金融公庫や地銀からの借り入れがあります。必要な開業費用を確保できるように、計画的に開業準備を進めていきましょう。

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