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美容師が美容サロンを経営するメリットは?雇われとの違いを解説

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美容師ならば、自分で美容サロンを経営したいと一度は思ったことがある方も多いでしょう。美容サロンの経営は、自分の思い通りの美容サロンを作るだけでなく、自分の顧客を増やしていくやりがいのある働き方です。経営が順調ならば、収入も雇われのときよりも上がるでしょう。しかし経営を続けるのは難しいので、開業前からしっかりと準備をする必要があります。

目次
・美容サロン経営は美容師の夢
・美容師が美容サロンを経営するメリット
 ・自分のイメージ通りに経営できる
 ・収入が増える
 ・経営者としての立場ができる
・美容師が美容サロンを経営するために必要なこと
 ・経営の知識を学ぶ
 ・すべての責任を負う覚悟をする
 ・開業前に事業を明確化する
・美容師が美容サロンを経営するメリットはいろいろ

美容サロン経営は美容師の夢


美容師を目指している人や、今美容師の仕事をしている人の多くが、いずれ自分の美容サロンを持ちたいと考えているのではないでしょうか。雇われの美容師でももちろんやりがいはあります。また、研修や教育がしっかりしている美容サロンなら技術やセンスを磨きやすく、大手の美容サロンのネームバリューで顧客を獲得しやすいメリットもあります。
しかし、雇われ美容師である程度の経験を積んだら、今度は自分で美容サロンを開くための準備を始める人も少なくありません。美容師にとって美容サロン経営は、雇われよりもメリットが大きいと考える人が多いのです。

美容師が美容サロンを経営するメリット

雇われ美容師よりも、自分で美容サロンを経営したいと考える人は、美容サロン経営の方がメリットが大きいと考えています。美容サロンを経営する先輩美容師からの話を聞いたり、今自分が勤めている美容サロンの売上などを見ていたりすると、自分で美容サロンを経営した方が、いろいろな意味でやりやすく得だと思えるのでしょう。
しかし、美容サロンは年間でおよそ10,000軒新しいお店がオープンする一方で約8,000軒の美容サロンが廃業しているのが現実です。美容サロンはコンビニよりも数が多いと聞いたことがある人も多いでしょう。また、自分の住んでいる駅の周辺だけでもいくつ美容サロンがあるか数えてみてください。オープンさせることは比較的簡単ですが、美容サロン経営を安定して行うことはかなり難しいことなのです。
夢や目標を持って仕事をすることは、モチベーションにもつながるためとてもいいことですが、いざ美容師が美容サロン経営を始めようと思ったときに、やる気だけではうまくいかないこともあります。美容サロン経営のメリットを把握したうえで、経営に何が必要なのかを考えて準備する必要があります。

自分のイメージ通りに経営できる

美容師が美容サロンを経営するメリットの一つに、自分の好きなように経営ができる点があげられるでしょう。雇われ美容師の場合、勤めている美容サロンのイメージを大切にしなければいけません。また、メニューの内容や価格設定なども自分で決めたり変更したりするわけにはいかないでしょう。休みや早番・遅番などの勤務日程も自分一人の都合では決められません。
自分で美容サロンを経営すれば、思い描いていた内装に変えるのも自由ですし、スタイリングのプランなども好きなように実現させられます。自分のイメージに共感してくれる顧客が増えれば、さらにやる気も高まるでしょう。

収入が増える

美容サロンを自分で経営すると、収入が増える可能性があります。雇われ美容師の場合、毎月決まったお給料をもらうだけです。指名料などがプラスされる給料体系の美容サロンもありますが、大幅にベースの給料を上げるのは難しいでしょう。しかし、美容サロンを経営していれば、売上から毎月の必要経費を差し引いた分がそのまま収入となるので、雇われのときよりも収入が上がるケースも少なくありません。
もしほかに美容師を雇うのであればその分人件費が増えることになるので、美容サロンをオープンさせる前に、どのくらいの売上があれば収入が上がり黒字経営になるのか、細かく計算してみるといいでしょう。

経営者としての立場ができる

自分の美容サロンを持つということは、経営者になるということです。自分がオーナーとして店を所有し、税金を納めて店を経営します。お店を安定して経営し続ける責任が生まれますが、社会的な立場も新たに加わります。美容サロン経営が軌道に乗れば、美容サロン経営の成功者としてこれから美容サロンを経営したい美容師から相談を受けたり、アドバイスを求められたりすることもあるかもしれません。
ビジネスをうまく回して経営していくためには、知識やノウハウだけではなく経営者としてのセンスも必要です。美容サロン経営が成功すれば、成功した経営者として見られるようになります。

美容師が美容サロンを経営するために必要なこと

美容サロン経営は、うまくいけば多くのメリットや恩恵を受けられます。美容サロンをオープンすることで誰でも経営者にはなれますが、長く黒字経営を続けるためには絶え間ない努力が必要です。
雇われて働いていたときは、集客はお店の名前やブランドである程度できていたかもしれませんが、美容サロンを開くなら一から集客をしていかなければいけません。ホームページや名刺を作り、クーポンサイトに登録して美容サロンの存在をアピールするだけでなく、新規顧客が来店したときに満足してもらえるようなスタイリングを提供する必要もあります。
また、美容サロンをオープンしてしばらくの間は、思っていたよりも来店する顧客の数が伸びないこともあります。焦らず粘り強く宣伝方法を変えたり、キャンペーンやクーポンを配布したりして地道に集客していくことも大切です。
初めて美容サロンを経営する場合は、美容師の技術や経験が豊富でも経営者の経験はゼロなので、うまくいかないこともいろいろあるでしょう。起こりうることをいろいろ想定して、入念な準備をしてください。

経営の知識を学ぶ

まず、経営に関する知識を学びましょう。初めて美容サロンを経営する美容師にとって、経営学の勉強は必須です。特に美容師を雇って美容サロン経営をしようと思うなら、従業員の雇用を確保するためにも、経営学を基礎からしっかり学んだ方がいいでしょう。
美容サロンのオープンの準備を始めるとやることが多く忙しくなってしまうので、開業のための具体的な準備をする前に経営の知識を備えておくといいですね。準備に忙しく、「経営のノウハウはまったくわからないまま、気がついたら美容サロンを経営していた」とならないようにしましょう。経営学の本を読んだり、経営者向けのセミナーに参加したりして、積極的に知識を身につけましょう。

すべての責任を負う覚悟をする

美容サロンの経営者になることは、経営していくうえで起こるすべて問題やトラブルの責任を負うことでもあります。開業前に、しっかり覚悟をしておきましょう。従業員が体調不良や家族の問題などで急に休まなければならなくなったら、穴を埋めるのはオーナーです。また、美容サロンの経営がうまくいかなくなったら、自ら駆け回って資金繰りをなんとかしなければいけません。
美容師として来店した顧客のヘアをスタイリングするのはもちろんですが、それ以外に美容サロン経営上起きることもすべて経営者が責任を取ることになると理解しておきましょう。

開業前に事業を明確化する

美容サロンを開業する前に、お店のコンセプトや事業計画などを明確にしておきましょう。自分で美容サロンをやりたいという気持ちだけでは、安定した経営を続けるのは難しいかもしれません。どのようなイメージの美容サロンをどの程度の規模でどこにオープンするか、そのために必要な資金はいくらかなど、詳しくプランを設計してみてください。
美容サロンの資金調達をするときにも、金融機関に事業計画を提出する必要があります。明確な事業計画があれば、オープンの準備も手際よく進められるでしょう。

美容師が美容サロンを経営するメリットはいろいろ


美容師が美容サロンを経営するメリットはいろいろあります。自分の理想の美容サロンを作れるうえ、収入も雇われのときより上がるとなれば、ぜひ挑戦してみたいと思うでしょう。しかし、長く生き残れる美容サロンは約20%しかないと言われています。せっかく手間とお金をかけて開業したのにすぐに閉店することに…とならないように、事前にしっかりと事業計画を立てて、資金を調達し、計画に沿って準備を進めていきましょう。
経営学を学んでおくことは必須です。オープン後、経営が安定するまでは少し時間がかかるかもしれませんが、焦らず、勉強したノウハウや知識をもとに美容サロンを経営していきましょう。

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